neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

トイレ難民

今週より会社のトイレが使用禁止になっている。

修繕工事に入ったからだ。

 

配管を含むトイレと流しの改修で、このビル全階で実施する。

期間は、約二か月。

 

会社は、雑居ビルである。

工事の間、下の階のトイレを借りることになった。

 

一日トイレは我慢できないけれど、

しばらく歯磨きやお弁当箱洗いはお休みしよう。

 

他の会社の流しを借りて

歯磨きやお弁当箱洗いは、ちょっとはばかられる。

 

「トイレが使えないと、なにかと不便だよね。」

 「お化粧直し、どこでやろう?」

「歯磨き、自席でできるかな?…やっぱり無理か。」

「加湿器の水、貰いにいかないとね。」

 

などなど

 

とても困っています!という発言を繰り返す

わが社の女性社員。

 

一方で

男性社員は、さほど不都合を感じていないご様子。

 

 

トイレでのアクティビティーが少ないことか

原因かと考えられます。 

その費用、家が一軒建ちます!3/3

直接会って話を聞いてきたお兄さんによると、

姉二人は、ぼったくり被害にあったとは
さらさら思っていないらしかった。

「新しくなって良かった。より快適になって良かった。」と思っている模様。


一戸建て住宅が建ちますが…?という請求金額にも
動じていない。



お兄さんは、
「老後の資金は、大丈夫なのか?」という
一番大事なポイントを心配した。

姉二人は、とっくのとうに退職している。


「あぁ、それなら全然問題ないよ。」

「支給される年金は余っちゃうし、私たち老後は心配ないのよ。」

との余裕の答えが返ってきたそうな。


驚きのリフォーム費用も
姉二人にとっては、痛くも痒くもない金額だったようだ。


「若い頃に自分で稼いだお金を、どこでどう使おうと、自分たちの勝手である。」

「遺産を残すべき子孫もいないし、
それに遺産と呼べる金額でもないから、自分たちの代で使い切りたい。」


と言われて、お兄さんも、nの父も

「さ、さようでございましたか…。」

と引っ込んだ。


その歳に、その状況に、
なってみないと分からないことも
沢山ある。

その費用、家が一軒建ちます!2/3

nの父には、兄もいる。
兄は、姉二人の近くに住んでいる。


父は
「年明けに姉さんからこうこう、こういう話を聞いたが、電話なので様子がよくつかめない。

(近所である兄さんが)直接行って、事実確認をしてきてくれないか?」

と頼んだ。

「そういったリフォームやら何かのリニューアル話には、
いったん兄さんや僕にも相談してほしい。」

と、言ってもらおうという算段であった。


「怪しい訪問販売やら、押し売り、押し買いなどがよくあると聞くから、
被害に遭わないように見張らなければ。」

と父は思ったらしい。


お兄さんも、nの父も

お年寄りやひとり暮らしの女性を狙った、
よくある悪徳業者のボッタクリ被害に遭った

と思っていた。


が、事実は
そうとも判断できない様相であった。

その費用、家が一軒建ちます!1/3

nの父には、二人の姉がいる。

郊外に二人で暮らしている。

 

年始めに父は、

用あって

姉二人に電話をしたのだそう。

 

その電話で父は

驚くべき事件を知ることになった。

 

 

昨年末のこと。

姉二人の家の、お風呂の排水管の一部が壊れたそうな。

近所に銭湯もないので、速急に業者に修理を依頼したらしい。

 

排水管は直った。

が、そこで話は終わらない。

 

その業者は、壊れていない箇所にも新調の話を持ち掛け

結局、姉二人はお風呂全体をリフォームしてしまったのだそう。

 

父はいぶかしんだ。

本当にそのリフォームは必要だったのか、と。

 

続いて

修理費とリフォームの請求金額を聞いて、慌てふためいた。

 

 

郊外なら新築の一戸建て住宅が建つくらいの金額であった。

 

 

もう全額支払い済みだという。

絆創膏と飴ちゃん

10代のあるとき
高さが無理めのハイヒールを履く機会がありました。
しばらく歩いていたら
案の定、両足とも靴づれをしました。


ヒールを脱いで、赤くなっているアキレス腱を触りつつ
バス停のベンチで休んでいたら、
見知らぬご婦人が近づいてきました。


「これ、良かったらどうぞ。」
絆創膏を二枚、さっと差し出してくれました。


その時、

誰かのために
無償で何かを提供できる、余裕のある大人になりたい、

と強烈に思ったのでした。



そして今。
いい歳の大人になったnは、必ず絆創膏を持ち歩いている。
みなさんのために、そして自分のために。


転んで泣いている子供に貼ってあげると、たちどころに泣き止むことも
多々あります。


それから
飴ちゃんも、持ち歩く。



飴ちゃんは・・・
表向きは、お腹が空いたときのために。

裏向きは、子供同士の争いごとを丸く収めるために。


けんかやぐずりなどが始まりそうな気配が感じられた時に、
すかさず出すと
うやむやになることが、多々あります。


「飴は普段からは与えず、黙らしたい時に使うといいわよ。効果的にね。」

園の先輩ママが教えてくれた、育児の小技です。


余裕な大人のアイテムと、育児の小技を合体させて、
医療と食料だけは、ミニマムに確保されています。

さびない人2/2

子供たちの様子をちらちら見ながら、
土木漫画を読み始める。


第一巻が読み終わった。

「さて、どんな方が描いて(書いて)いるのだろう?」

作者のお名前は、とってもリリカル。

「お若い女性かな?」



あとがきに作者のことが載っていた。


社会人になった息子さんと、
高校生のお嬢さんがいらっしゃる、お母様であった。


40代後半~50代位であろうか。


瑞々しいタッチで描かれた恋愛模様に、
きっと若い作者であろう、と想像していた。


想像は、大外れ。


創造的なお仕事をされている方は、

歳を重ても
さびることがない、と思ったのでした。

さびない人1/2

近所に
長男と次男お気に入りのキッズスペースがある。

電車や車、建機などのおもちゃと絵本が
所狭しと並んでいる。

男児には夢のような空間である。


そこは大人向けの展示物もある。
読み物もある。

展示の内容は鉄道、建機、土木関連などで
ラインナップはかなりマニアック路線を突き進む。

鉄道ファン、ダムファン、廃屋ファン、建機ファン、土木ファンの方々にも、
夢のような空間であろう。


えてして
何らのファンでもない人が、通い詰めていたりする。


子供たちの遊ぶ様子を見ながら、
ちょうど目の高さにあった一冊の漫画を手に取った。


土木漫画であった。