いつまでたっても辿りつけない悪夢
次男が体調を崩した。その日の夜は、高熱でぐずる。
水を飲ませたり、トイレに連れて行ったり、布団をかぶせたり、
トントンで寝かしつけたり。
本人もそうだがnも一晩中
睡眠は浅かった。
看病しながら見る夢は、決まって悪夢である。
…
次男が発熱しているのに、保育園に預けてしまい(預けたのは旦那さん、という設定になっている)
会社で慌てふためく、というシチュエーションであった。
急いでオフィスを飛び出す。
出口が分からない。
そのオフィスは、nの知っているオフィスではなかった。
建物全体が迷路のように入り組んでいる。
出口かと思ったら、中庭だったり、
中庭を歩いていたら、他のオフィスに入り込んでいたり。
とにかく保育園に電話をしようと、
ケータイを握りしめ走っていった先は
なぜか京都の料亭のお座敷であった。
舞妓さんに「出口はどちらの方でしょうか?」
と畳の上に正座をして聞いていた。
舞妓さんは答えるように
螺鈿の引き出しから、ゆっくりと
木箱(のようなもの?)を見せてくれた。
非常に貴重なものらしい。
みやびです。
みやびですが、いまnが探し求めている出口とは関係ないやん!
いつの間にか、中二階に出ていた。
白亜の美しい建物…
ここはギリシャのミコノス島であるらしい…。
島内を堂々巡りをしているうちに、自分のオフィスにも
戻れなくなってしまった。
…
目が覚めた。
苦しい夢であった。
劇中(夢の中)では出口探しに必死だったが、醒めてみると
支離滅裂。コミカルな展開である。
自分がそばにいないところで子供がどうにかなってしまう、
という夢は
とにかく恐怖である。
突っ込みどころ満載ですが。