「体調不良で遅れました」
「体調不良なので会社をお休みします。」
「貧血が辛いので、遅刻します。」
このようなメールや電話を朝、
一緒に働く仲間(女性)から受けたとします。
もしあなたが女性で、その女性の同僚であったなら-
貧血はしんどいよねぇ、と共感するでしょう。
さらに職場の人間関係が良好であれば
「今日の業務でお手伝いできることがあれば言ってください。」などと
気前よく申し出ちゃうかも知れません。
あなたが男性で、同僚であったなら-
(自分にはよく分からないですが)どうぞお大事に、と控えめな理解を示しつつ
了解するでしょう。
職場の人間関係が良好であれば
「今日の業務でお手伝いできることがあれば言ってください。」などと
かっこよく人助けしちゃうかも知れません。
あなたが女性で、上司であったなら…
貧血の辛さも分かりますし、体がすっきりしない不調感も、体験的に知っていますが、仕事は日々発生し、流ています。自分の体調の良し悪しとは無関係に、、、という現実を見据えて
今日は仕事ができないほど深刻なのだと、理解します。
その”深刻な体調不良”が、どれくらいの頻度で発するのか、今後しかと監督します。
あなたが男性で、上司であったなら…
この設定が難しい。
女性であることの特権?を使って
確信犯的に怠けているのではないか、という疑惑に
切り込みにくい。
もし深刻な体調不良が、怪しく頻発している事実を突き止め、
それを注意しようものなら、セクハラだと訴えられる危険性もあり…。
三度までなら大目に見ても
四度、五度…と続くと…
遅刻が事前連絡ではなく、事後報告であるところ、
なんとも言い訳がましさが漂う。
近頃、旦那さんは
体調不良で遅刻を繰り返す部下に、頭を悩ませている。