伸びゆくゴーヤ
息子たちの通う保育園では、今年も緑のカーテンを作っている。つる性の植物、ゴーヤである。
長女とnは毎朝
保育園の前を通って登校、通勤する。
その朝は、園長先生がゴーヤの手入れをしていた。
「あっ園長先生!」
「あらRちゃん、おはよう。」
「何をしているの?」
「ゴーヤの葉っぱを取ってるのよ。取らないとね、変な方向に伸びていってしまうの。」
「変な方向??」
「そう、伸ばしたい方向とは違う方向にね。だからこうして、ときどき余計な葉っぱを取って
行ってほしい方に伸びるようにしているのよ。」
「ふううん。」
「手入れしないと、行ってほしくない方向にすぐ伸びちゃうのよ。」
横で聞いていたn、ボソッと呟く。
「まるで子育みたいですね… 。」
保育のプロ、ブホッ!っと笑ってました。
ビジネスマナー 順守する人、しない人
暑い。
毎年思う
フル装備のビジネススーツを着た男性は、ちょっと気の毒だなと。
それは…
暑そう
だからである。
”人に不快感を与えない服装”という、
まことに感覚的な基準が盛り込まれたビジネスマナーを
順守せねばならないのである。
わが社の男性陣。
やっぱり暑そう。 律儀に長袖だ。
とある長袖男性社員に、薄着女性社員が取り巻く。
なぜ女性が薄着なのかは、こちらで触れています。
neillot.hatenablog.com
薄着女性1「長袖って暑くないですか?」
長袖男性「えぇまぁ…慣れてますけどね。」
薄着2「半袖、着てくれば?」
長袖「ビジネス用のは持ってないんですよ。」
薄着一同「そうなんだ~。」
薄着n「仕事的にはカジュアルでも問題ないのでは?今まで(私服を)着てきたこと、ないですよね。」
長袖「ああ、そうですねぇ…。」
薄着2「いいねぇ~!○○さんの私服、見てみたーい☆」(ちょっとふざける)
薄着1「半袖、短パンとかどうでしょう?快適だと思いますよっ!」(ふざけに乗っかる)
長袖「あぅ…。」
さて。
この会話で、長袖と薄着の台詞を入れ替えて、
「半袖、短パン」を「ノースリーブとミニスカート」に置き換えて読んでみると
後半あたりから、セクハラコードに引っかかってきます。
セクハラ。
”性的な嫌がらせ”という、その人の主観が入った定義付けがなされています。
まことに主観の入ったビジネスマナーを、私たち女性は
順守していません。
香りに酔う
私たちは、ハンドクリームを欠かしません。
仕事で紙を触る機会が多いので、年中手先が乾燥しがちなのです。
みなさん、それぞれにお気に入りのハンドクリームがあるようで
かぐわしい香りがここかしこに漂います。
爽やかな柑橘系、トロピカルなココナッツ系、癒しのフローラル系。
オフィスが素敵な香りで満たされる中、
怪しい匂いでみなさんの嗅覚を混乱させている人がいます。
nです。
魚沼産のお米のハンドクリームを使っています。
魚沼といえば、日本有数の米どころ。
毎日食べているお米が成分に入っているなら
間違いはないであろう。
なんといってもアジア人。
食べるも塗るも、お米は大好き。
というわけで、香りは…
日本酒系?
香りの系統、間違ってます。
母は、強くはないらしい
強さには、こだわりがある。
「きみもつよくなりたいのなら、ぼくがつよくしてあげるよ!」
絵本やTVのヒーローがかっこよくキメる勇ましい台詞は、
男児の心にダイレクトに響く。
強くなる、という憧れは男児の心をとらえられて離さない。
離さないまま、
男児はやがて男性となる。
長男と次男がもめていた。
長男渾身の作、ブロックの空港ステーションを
次男が壊したのだという。
言い合いがしばらく続いた挙げ句、
長男、次男の頭をぶつ。
ペシッ!
次男、泣く。
兄弟間で繰り返される
日常のありがちな光景である。
「叩くな!本当につよい子は、弟なんか叩かないんだぞ!弱いから叩くんだっ!」
いつもは穏やかな旦那さんが、いつになく激しい。
強い大人の代表として君臨するパパ。
強い人からの直々の指導である。
長男、ハッとしたようだ。
反省するようにうなだれて、次男の頭をなでなで。
「Kちゃん、ごめんね…。」
ははーん。
男の子を動かすには「強い子」がキーワードなんだな…。
別の日。
また同じような事態が起こった。旦那さんは不在である。
前回の学びを
いざ、ここで実践する。
母親では、全くのオーラなし。
席替えオフィス編2/2
nから了承を得たスーパーソームは
寒がりさんに、より暖かい席への移動をすみやかに勧めたようだ。
席替えオフィス編1/2
やにわに
スーパーソームからメッセンジャーが送られてきました。
「つかぬこと伺いますが、nさんの席は暑いですか、寒いですか。
全体的にどうでしょう?」
四季を通じて快適ですよ、と答える。
ただこの席一帯は、午後に空気が淀みがちです、とも付け加えた。
「そうですか。実は席を移動してもらおうかと考えています、寒がりさんの彼女に。
そこでまずは、皆さんの座席環境をお聞きしようと思いまして。」
涼しいはずのオフィスなのに、うっすら汗をかく。
なぜなのか、という理由はこちらで触れています。
このようなゆゆしき状況に、
スーパーソーム(やっぱり暑がり)が切り込み、何らかの解決策を
探っているようです。
「実は皆さん、自分の席に愛着がおありなようで、替えたがらないんですよね…。」
予想外に自席愛?が強い皆さんに、ソームは弱っているようだ。
かつて3回の産休育休を頂いたn。
社内に自分の場所さえ存在していれば、座席はどこだっていい
という境地に達しました。
nは、最後の切り札となるか。