新ドイツ語!ヤーベンハーベン用例集
nの妹は、ドイツ語をたしなんでいる。
ドイツ語の通訳案内士の資格を持っていたり、
ZOP(ドイツ語上級統一試験)の資格を持っていたりする。
ゲーテインスティテュートというドイツ語の教育機関に通い、
毎朝ドイツ語のラジオを聴いている。
そんな妹に、仕事がらみで
「○○は、ドイツ語でどう表現するの?」という質問を会社のPCからぶつけてみた。
ついでに仕事が猛烈なことを嘆いた。
妹は「仕事、ヤーベンだね。」と評してきた。
やばい、ほどの意味か。ドイツ語風な表記になっている。
それならば
ドイツ語で返すのが、宜しかろう。「仕事、ヤーベンハーベンだよ。」
「こんなドイツ語、ありそうじゃない?」とドヤ顔で返信する。
すると妹からnのドヤ のさらに上をゆくドヤメールが返ってきた。
妹の了承も得ずに引用すると…
ヤーベンハーベン。
【用語解説】Jaben haben: ヤバい状態を持っている。
【用例集】
例1「私たち最初からヤーベンハーベンな関係だったのよ。別れましょう。」
「ちょっと待ってくれ…。」
例2「成熟期と衰退期の間に出現する、ヤーベンハーベン期。わが社の対応策について、まずはお手元の資料をご覧下さい。」
例3「のう、三太夫。例の野がけは、どうなっておるかのぅ?」
「はは。山賊どもが山野を荒らし回り、ヤーベンハーベンと聞いておりますゆえ、もう暫くお待ちを。」
例4「おかえり~部活お疲れ~。お腹空いたでしょう?」
「めっちゃヤーベンハーベン!」
例5「えー、これから答案を返す。点数がヤーベンハーベン前後の生徒は、このあと職員室へ来るように。」
…
用語解説と用例集が付いて、返ってきた。
妹は、なんかの辞書を編纂できるおもう。