neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

3月

第一週

異動、卒業シーズンです。

nの会社では退職される方はいても、人事の異動は、滅多にありません。

 

よって毎春は

「出会いもなければ、別れもない」

 

しかしながら、個人レベルでは違います。

 

女性社員の一部は、

子供達の巣立ちの会に参列しました。

 

ベテランの大先輩は、高校の卒業式に。

筋トレの仲間の先輩とnは、保育園の進級式と卒園式に。

 

それぞれの式の日時がカブらなくて、ほんとうに良かった。

 

 

第二週 

ホワイトデーに、I社長さんから

世界のパティシエ サダハル・アオキの焼菓子を頂いた。

 

箱にはサインが書いてある。ご本人直筆なのかも。

味も、入れ物も、スゴそうだ。

 

「これね、皆さんで食べてね。」

 

申し訳なさすぎて

頂いたその日は、誰も開封できませんでした。

 

その翌日。

お菓子はきれいに食べ尽くされていました。

さすが、甘いもの好きのみなさん。

 

前日の我慢、がものすごい反動となった

とみている。

 

 

第三週

三連休は、ピクニック三昧で過ごしました。

初春の強い日差しの下、外で食べるお昼はかくべつ美味しい。

 

しかし、nの心は曇りがち。

 

お休みの日もパパが不在、というこの状況

将来、子供達にどういう影を落とすのだろう…。

 

 

 

第四週

父の誕生日があった。

今年は好物の日本酒を贈ろうと思う、とそれとなく母に言うと

「すぐに飲み過ぎるからダメダメダメダメ!」

と迫力の形相で止められた。

 

お花とケーキを贈る。どちらも父にはあまり似合わないけれど、仕方ない。

 

 

その日、n宅に来ていた母に

お花とケーキを託した。「プレゼント、宜しく渡してね。」

 

 

翌日、母からメールが。

「あのケーキですが、食べられる状態で持ち帰ることができませんでした。」

 

話はこうだ。

託されたケーキを自転車の前かごに、お花は後かごに載せて、

母は帰路を急いでいた。

 

道の先に、小さなふくらみを認めた。

「何だろう?」落し物のハンカチか、ハンドタオルでも固まっているのかな。

至近距離に来て、気付く。

「あっ!!」

ネズミの死がいであった。

 

咄嗟にハンドルを切る。

かごからケーキの箱が飛ぶ。ガードレールにぶつかる。

ケーキが飛び出す。ぐしゃぐしゃ粉々に大破。

 

飛び散った生クリームを集めて、現状復帰をはかろうとしたそう。

しかし、もはや原型をとどめていないケーキの再現は難しく、

途中からは後始末に切り替えたという。

 

「という訳で・・・ロウソクのみをあげました。お花は大丈夫だったのよ。」

 

いいよ…いいですよ…。

事故に至らなくて、よかったですよ。