neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

1月

第一週

今年のお正月もM子リゾート(旦那さんの実家)へ帰省した。

 ただ今回はリゾート近くのビジネスホテルへ泊まる。

 

旦那さんには、お姉ちゃんがいる。

たまの帰省なのに、どこか寛げないお姉ちゃん。

旦那実家なのに、遠慮もなく寛ぐ嫁のn。

お姉ちゃんの部屋は、私たち家族が寝泊まりで占領しているのであった。

 

 

ホテル宿泊、何でもっと前から気づかなかったのだろう!

 

 

 

第二週

楽団の練習に参加した。

最終練習から一度も吹けずに、臨む。

 

かつて吹奏楽部に所属していた方なら、しばらく吹けなくたって

問題はない。

青春時代に猛練習した貯金があるからである。

 

大人になってから楽器を始めたnに、楽器練習の貯金は

ほぼゼロ。

練習の間隔が空くと…

 

 

練習曲の中に、サックスのソロパートがある。

nの演奏中

指揮棒を振りながら先生は、必ず下を向いて笑う。

 

穏やかな笑みをたたえた先生の、意味深な下向きの笑みは

 

「練習、していませんね…。」

 

ジェントルな注意に、nはまいど参ってしまいます。

 

 

 

第三週

父のもとへ、職場の後輩だった方がお見舞いにみえた。

京都へ出張したらしく、豆大福を枕元へ置いて帰った。

 

 父、大福を完食す。

 

病院食以外、食べてはいけないことになっている。(全てとろみ付き。)

血糖値も厳重に管理されている。

 

大福は、のどに詰まりやすい。血糖値を上げる。

これらのことを承知の上で、父は食べたのであった。

 

豆大福事件は

翌日、病室を訪れた母にバレることとなった。

 

ごみ箱に大福の容器を見つけ 

「なんで食べちゃうの!食べちゃいけないと先生から言われているでしょ!」

叱られる。

 

言いつけを破って食べてしまうところ、小さい子どもと何ら変わらない。

 

「なんでおやつを食べちゃうの!ママはダメって言ったでしょ!」

 

… 

 

歳を取ると、人は子供に返っていくらしい。

 

 

 

第四週

旦那さんは、腕組みしたまま微動だにしない。

目の前には、提出期限が迫る卒園文集の原稿があった。 

 

何を書いたらいいのか困っているらしい。

 

「何だっていいじゃない、思いつくままに書けば。」とn。

「それが思いつかないんだなぁ。」

 

着想を得るため

今までに撮った、運動会やお祝い会の動画を見始める。が、ニヤニヤ視聴して終わる。

 

結局その日は

二時間、原稿の前で唸って終了した。

 

文集原稿に限らず、年賀状に添える一言や、

学校や保育園へ提出する保護者の感想なども、筆は進まない。

 

nとは、真逆であった。

 

ふとよぎる。

「なんで旦那さんと結婚したんだろう…。」

 

 

Opposites attract…