脳梗塞で倒れて以来、
病院のベッドで寝ているだけの生活を送っている父ですが
少しずつ動ける範囲も広がり、車椅子にも乗れるようになった。
柔らかいゼリー状のものなら、口から食べられるようにもなった。
そんな矢先、同病院内の泌尿器科の受診を勧められた。
母が付き添う。
そこで膀胱に腫瘍があることが分かった。
母は動揺したに違いない。病のダブルパンチである。
脳梗塞で腫瘍…お先真っ暗!!と思ったに違いない。
妹とnに同時送信した事後連絡メールで母はのたまう。
「腫瘍、悪性であってほしいね…。」
どいう意味での発言なのか、動揺しているゆえと思いたい。