SF映画と10代女子の悩み
子ども達とSF映画を見た。
一場面で、ある星が爆破されるシーンがあった。
長男次男は
「おお!だい・ばく・はつ!!」
「どっか~ん!!」「うわーっっ!」
大興奮である。
男児は
破壊力のあるもの、大きな音が出るもの、火の出るもの、
なんか力がありそうなもの、に心躍るようだった。
一方長女は
「ああ、火の海だよ!!どうしよう!どうなるの??もうだめだよー!」
心がざわつくようだった。 男児の反応とは対照的である。
その日の夜。
長女が深刻な悩みを口にしていた。
小学校高学年ともなると、女子は悩みが多くなってくる。
最近髪型を変えたのに、〇〇くんは気づいてくれない、だの
〇〇ちゃんが気分を害すようなことを言ってきたが
本当のところは、どんな意味合いだったんだろう、だの
今日すれ違ったときに〇〇ちゃんに挨拶したのに無視された、だとの
ごく狭い人間関係の、ごくごく限らた範囲での事象に
(本人にとっては重大な)お悩みの種があるようだ。
今日の学校で、嫌な出来事でもあったのかな?
「ママ…もしさ。 もしね。
ある星が地球に攻撃を仕掛けてきて、地球が爆破されたらどうしよう…。あの映画みたいに。」
悩みは宇宙規模でした!