山車のスピードで歩んでいこう
週末、子供たちと一緒に
地元の秋祭りに参加した。
町内の祭りではない。隣町のお祭りである。
(nの住まいは、いくつかの町の境目にあります。)
今年で
参加し続けて7、8年になる。
山車を引いて、知った近所を練り歩くわけですが
静かな佇まいが目を引く建物を見つけた。
去年は
まったく気付かなかった。
練り歩きのコースが違ったのかしら。
帰宅したら
ネットで場所を割り出した。
去年完成した、集合住宅らしい。
アーティストのアトリエでもあるらしい。
どうやら世界の設計賞を複数受賞しているらしい。
なるほど。
家と会社と保育園のトライアングル地帯を
光の速さで駆け回る母に、
洗練された空間が広がる
白亜のアトリエなんて、目に入るチャンスすらなかった。
よちよち歩きの子どもでも
ついていける速さの山車。
これからは
山車のスピードで歩いてみようと思う、
地元を。
そして
人生を。
果たしてnにできるかな?