百人一首2/5
長女の小学校の担任の先生は、
百人一首がご趣味のよう。
4月から早速
クラスで百人一首に親しんでいる。
国語の時間の数分間に、毎日かるたをやっている。
まずはステージ1 の20首に取り組んでいるようだ。
宿題には出されていないが
歌のプリントが配られ、毎日音読することが推奨されている。
長女は、家でぶつぶつ唱える。
そして
合間合間に、質問が挟まれる。
―よしののさとに ふれるしらゆき…
「吉野ってひとの名前?保育園に吉野先生っていたもんね。
しらゆきって、白雪姫のしらゆき?」
―かいなくたたん 名こそおしけれ…
「カイナクタタン、どこで切れるの?これ、日本語?
おしけれ って、しけろ っていう、命令?
でも お が付いてるから、ていねいな命令?ところで、何が しけちゃうんだろ…。」
長女独自の解釈は、自由な方向へ広がっていく。
百人一首。
小学生には、いろいろと謎が多い。