neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

誕生日プレゼントあれこれ

妹の誕生日が近いので、何か欲しいものはないか?とダメ元で聞いてみた。

ダメ元、というのは
彼女の望むものが、時として入手困難だったりするからだ。


去年は、「木魚」だった。
仏道修行でもするつもり?


二年前は、「ひょっとこのお面」だった。
…宴会芸で舞うんですかね?


三年前は、「虚無僧が被っている笠」だった。
…笠というより、底が円形の編んだ籠が欲しいんじゃないのか?



今年は、いったい何であろう。戦々恐々とする。

「篠笛」とか言い出すんじゃないか。
いや「篠笛運指表」か。


「免罪符のレプリカ」
なんて言われたらどうしよう。

ジャパネスク路線が3年続いたので、路線変更もあり得る。


妹は、留学中にドイツで買ったとされる
マルチン・ルターのキーホルダーを鞄に付けている。

ある時、キーホルダーがどこかの柱にぶつかって
ルターの顔が三つに割れてしまったそうな。

それでも鞄に付けている。

割れた顔の1ピースは見つかったが、他の2ピースは
今も見つからないのだそう。


よほど好きなようだ。

レプリカとて、あながち的はずれな予想でもあるまい。


様々な予想を立ててはみたものの、
どれも想像の域を出なかった。
結局は本人に聞かないと分からないので、素直にメールで尋ねる。


「夏用の靴下がいいな。スニーカーでもずれないやつ。丈夫なのがいいですな。」


・・・篠笛運指表じゃ、な・い。


実用的なものに変わった。
しかもこれからの季節にぴったりな、賢いチョイス。



何らかの心境の変化があった、と姉はみている。