neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

猛毒の蛇と1/3

先日のこと。

自宅にてPCをカタカタいわせて仕事をしていると、

学校から次男が帰ってきた。

 

もうこんな時間かぁ。

 

ドアを開けると、隣には担任の先生が。

 

 

「学校からの緊急メールはご覧になりましたか?

今朝市内で殺人事件がありまして。現在犯人は逃走中とのことなので、

自宅まで送りました。」

 

!!

 

さ、殺人事件!!

 

しかも。

上司とのやり取りでスマホは常に見ていたのに、学校からのメールに

全然気づいていない!

 

いろいろな点で衝撃であった。

 

nがメールに気づかないばかりに、遠いところまで(我が家は学区外にある)

先生にご足労かけてしまった…

 

次男の後に、長男、長女が時間差で下校する。

殺人犯が逃走しているのであれば、お迎えに行く!

 

在宅ワークの、中抜けである。

もはや仕事どころではなかった「私が、凶悪な敵から子どもたちを守らねば」

という動物的な本能が働いて…。

 

 

猛毒のヘビに立ち向かう、母親ラット。(イメージ)

しばし待たれよ

お花の宅配サービスで届いた菊を、葉っぱと組み合わせて

花瓶に挿した。

 

 

旦那さん、気づく。

 

「花、届いたんだね。ん、これは菊か?」

 

「そうだよ。メインの花が菊だった。」

 

「小さいな。しかも葉っぱが多くて、地味だね。」

 

「緑が多いと(地味よ)ね。暑い季節には、葉っぱを多めに送るんだと思う。」

 

「もっと華やかな感じの花が来るのかと思ってた。」

 

「華やかでも、暑さで傷んだりしおれてたら意味ないよ。」

 

「パンフレットには、インスタ映えするような花が載ってたけどな。」

 

「私、インスタやってない。」

 

 

旦那さんは、ちょっとがっかりした様子だった。

宅配サービスを解約しようかな、とも言っていた。

 

 

一年を通じてどんなお花が送られてくるのかを見てみないと、

その会社の、草花に対する熱い想いを

嗅ぐことはできない。

菊、もちろん美しいお花です

社会人元生け花部(古流松藤会 いちおう所属)のn、

いよいよささやかな夢、叶う。

 

テーブルの上にいつもお花を飾りたい という、ちまっとした夢―

お花のある毎日♪ 緑のある食卓♪ 

 

数年前までは

花瓶に挿した花を珍しがる子どもたちによって、ことごとくダメにされていた。

花瓶を倒され、水をこぼされ、花びらがしおれ…

 

末っ子も小学生になったので、むやみに花瓶をいじることは

ないだろう。

 

 

結婚して以来

家庭でやってみたかったことがついに実現できそうだと旦那さんに話すと

彼は何を思ったか

 毎月一回、自宅にお花が届くという宅配サービスを申し込んでくれた。

 

 

初回お届けの日。

 

どんなお花かな。

ワクワクしながら、梱包箱を開ける。

 

 

仏花?

 

 

…我が家に仏壇は、ございません。

途中で止められない

やがては衰えるがまだちょっと早いと思われる、認知の衰え を

出来るだけ遅らせようとする試みの一つとして

ピアノを日常的に弾くことにした。

 

「手は突出した脳」と言われるので、手や指や手の甲などを積極的に動かせば

脳の活動も活発になるだろう(という期待を込めて…)

 

単発的な思いつきではなく、長期的展望に立っている

つもりである。

 

なので今は、額にじっとりと汗をかきながらクリスマスソングを

練習しているところである。

 

 

冬になったら―


子どもたちを寝かしつけた後、ぬくぬくと温かいお布団と決別して、

全ての暖房器具を消した、室内なのに吐く息が白く見えるピアノの部屋へ

たんなる自己満に過ぎない老化への抗いに挑戦することができるのか?

 

という季節的な難題と克己心の問題が待っているからである。

 

 

冬ソングをたくさん練習しておいて、

途中で止められない状態にしておこう…という魂胆です。

いずれにしても認知がおかしい件

仕事に余裕がある日には

朝、子どもたちの登校に付き添っている。

まだ学校に慣れていない小1の次男がいるからだ。

 

旦那さんは、nが子どもたちを送っている間に

出勤することが多い。

 

うっかり家の鍵を持たずに出てしまうと、どうなるか?

 

締め出しを食らうこととなる。

 

 

先週、鍵を忘れて家の中へ入れなかった。

しかも二回。

 

 

また別のシーンで…

 

nの勘違いにより、子どもの習い事に

二週連続で遅刻した。

 

心配した先生からの電話

「あのーすみません、今日はお休みでしたでしょうか?」

 

で、開始時間を間違えていたことに気づく。

なぜか30分遅い時間だと、思いこんでいた。

 

信じられないことに、二週目も。

 

 

かたくなに思い込みを訂正できないn。

 

認知の歪み、なのか 認知の衰え、なのか…

エアー七夕

長女、長男、次男は、自分たちが卒業した保育園の前を通って

学校へ行く。

 

本当は園の前を通ると少しだけ遠回りになる。

だけど毎朝の通学路で

先生に会えるかも知れない、

保育園の様子を外からのぞきたい、という気持ちがあるようである。

 

さて。そんな”ぼくたち、わたしたちのほいくえん” の玄関先に

先週から七夕飾りが登場した。

 

登校中。

長女、長男、次男がすかさず言及する。

 

「あっ七夕の笹だ。」「短冊もつるしてあるね。」

 

小学校も年中行事はあるのだけれど、今年はコロナウィルスの影響で

七夕集会は無いそうだ。

 

去年、長女と長男は

ミニサイズの笹の葉と、お願い事を書いた短冊を持って帰ってきていた。

今年は無いのかぁ。

 

 

短冊はうちにある色紙で作れるけれど、

個人的ルートで笹の葉は入手できそうにない。

 

 

笹の葉ナシの、短冊のみ。

つるす先は

家にやたらとある、どこかの公園で拾ってきた枝…。

頭と背中が重いのです

次男が学校から帰ってきた。

 

玄関で出迎えられる喜びをかみしめる、テレワークの母、n。

(この時点で、本日の業務は終了。残りは夜に持ち越しとなる。)

 

右の小指をティッシュで押さえている。

帰って来るなり泣き出した。

 

「うううううっ…うゎーん!!」

 

今まで我慢していたけれど、家に着いてママの顔を見たら

ホッとしたのだろう。

 

「ケガしちゃった…」

 

小指の皮がむけていた。ひじにはかすり傷が。

水道水で洗って消毒する。本人の希望により、絆創膏を貼った。

 

ひとしきり気持ちが落ち着いた頃、おもむろにおでこを出して

 

「ここもぶつけた。」

 

すこし出っ張っていて、薄くあざになっていた。

 

早く言っておくれ。

 

すぐに氷水で冷やした。

 

帰ってくる途中の道で転んだのだという。

「つるりん、って転んじゃったの。」

 

 

翌朝。

子どもたちを送りながら、その現場を見てみた。

滑りそうな濡れた落ち葉もなく、平坦な道であった。

 

 

一年生のランドセルは、驚くほど重い。

時間割に関係なく、出し入れの練習とかで毎日全教科を持っていくからだ。

 

 

未だ幼児体形の次男は

今までは頭の重さだけに耐えていればよかったけれど、

新たにランドセルの重みも加わり、バランスを崩したのではないか?

 

と推察される。。。