脳梗塞で倒れたとき、妻は…1/4
nの父が脳梗塞で倒れてからおよそ3週間が経った。
母は毎日病院へ通っている。
救急で診てもらい即入院となってから、様々な思いが去来しているようだった。
感情の起伏が激しい。
妹とnは、ふつふつと湧き上がるやさぐれた?怒りに近い気持ちの高ぶりを
何とかなだめる役割を担っている。
精神疲労の半端ない母を
慈母のような寛大な心で精神的に支える、という作業は
けっこうしんどい。
仕事の都合上、毎日父のお見舞いには行けないが
時間を見つけて病院へ行く方が、数倍気が楽であった。
自分の有給は減るけれど、精神がすり減ることは無いからだ。
こんな時に事情を分かち合える妹がいて、本当に良かったと思う。
入院当初、母は
「一日でも早く退院できるように!」と願っていたそうだが、最近では
「このまま家に帰ってこなくてもいいんじゃない?」
と思っているらしい。
3週間で旦那不在の状況に慣れてしまったようだ。
寂しい、心細い
というより、むしろかなり快適だという。
「人は順応するんだねぇ。」
3週間の悠々自適なひとり生活が、結婚生活40年にも勝るとは
順応性だけで単に片付けられまい。。。??