どんぐりを持っていったのは、だあれ?
前回ピクニックへ行った公園に先週末、
また繰り出した。
木の下にレジャーシートを広げる。
この間まで地面いっぱいに落ちていたどんぐりが、
ほとんどきれいに無くなっていた。
ぐりとぐら のような、のねずみがいる?
ひょっとして、りすがいるのかしら?
「きっとそうだよ。」
「子りすさんが冬に備えて蓄えているんだよ。」などと話していたら、背後から
なにやら楽しげな声が近づいてきた。
一人が熱心にレクチャーしている。
「こういう形のは、ダメなのよ。こんな形の、細めのどんぐりがいいの。
それとね、これは割れてるでしょ。そこから虫が入っていることが多いから、これもNG。」
「ここら辺の木の下には、もう落ちてないわね。あっちの方へ行ってみましょう。」
「小さめの袋でも、いっぱいに拾うとけっこう重いのよね。私、リュック持ってきたから、ここに入れて。」
どんぐりを拾っていたのは、子りすさんではなかった。
元気そうなご婦人3人組だった。
調べてみたら
どんぐりは、種類によっては食べられるそうです。
拾った後に調理するのかは知る由もありませんが
拾っている量を拝見すると、工作用ではなさそうでした。
その公園で
銀杏を拾っている方を見かけることはありますが、
どんぐりを大々的に拾っている方を見たのは、初めてでした。