neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

手紙のタイムカプセル2/2

どんな内容を書いたか、すっかり自分でも忘れている。

 
手紙が届いているよ、と長女に封筒を渡した。 
長女は封を開け、便箋をじぃっと見ていた。
 
読み終わると、長男のところへ走って行った。
 「Rくん〜!私もまーぜーてー。」
 
別の部屋で遊んでいた弟の遊びに
早速加わる。
 
 
手紙への反応は薄 ばかりか 無 であった。
 
 
無反応な理由は、手紙を読み返して分かった。
 
 
小学五年生には難し過ぎる言葉を使っていた。
抽象的なことを書いていた。
 
 
育児が、
仕事と家庭のことが、
毎日の生活が、
とっても大変…ということ以外、長女には何も伝わらなかった。
いや、それも伝わってない。
 
そもそも
育児の大変さを子供に伝えたところで、どうしようというのか。
 
 
我が子に伝えるべき内容を、大きく誤っていた。
 
 
1000日間という貴重な醸成期間を経て長女へ届いた手紙も
 
単なる親の自己満足であったことを
書いてから1000日後に知った次第。