neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

お布団がモーセの十戒に!

夜。

子どもたちが

掛け布団をけっとばして寝ていることは、

よくある。

 

敷き布団の上に寝ていないことも、ままある。(特に夏場)

 

 敷き布団同士が離れて間があいていることは、

あまりない。

 

犯人は、長男。彼は寝相が悪い。

寝ているうちに長手方向のお布団に対して垂直の体勢になり、足で

もう片方の敷き布団を蹴り飛ばしているらしかった。

 

 

この驚くべき現象を

nは「モーセ十戒」と名付けた。

 

モーセヘブライ人を連れてエジプトを出る時

彼が杖を振ると、海が真っ二つに割れるという、旧約聖書に記されている

あれである。

 

近頃では

香港で続くデモの最中、救急車を通してあげるために

群衆の波が割れた、というあれである。

 

 

ヘブライ人にとって心の拠り所ともなるべき印象的な出来事も

日本の、平凡な家庭での日常で応用すると、こうなる。

 

 

目覚めた時の発見者、次男曰はく

「ああっ!おふとんがモーセのじっかいになってる!」

 

目覚めた時の当事者、長男曰はく

「今日もモーセ十戒のみぞに落ちてた。」

 

前の晩の準備者、長女曰はく

モーセ十戒にならないように、敷き布団の端っこに重しをしたらどうかな。」

 

 

二枚敷いたの布団の間が、単に割れていることを言いたいだけである。

 

そこには神の奇跡も何もない。

ただただ和式の床、つまり畳が見えているだけである。

 

 

さて。

子どもたちが本家のモーセ十戒のあの場面を知った時、

 

この比喩の意味を知るであろう。。。