neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

同音異義語が多いので。

長男がお年玉で買った文庫本が、少し難しいように思われる。

 

一応春休みに読み終わったらしいが、細部の内容は

よく分かっていないようだ。

 

ということで。

nが数回に区切って、読み聞かせをすることにした。

 

 

 

絵本ではない、就学児向けの本の

読み聞かせのコツ―

 

ト書きとセリフを、同じ声で(つまり一本調子で)読まないこと。

 

なぜなら一文が長いから。

聞いている側は混乱してくるのだ、

説明している文なのか?誰かがしゃべっている文なのか?と。

 

主人公は元気よく、敵はわるものっぽく、味方は親しみやすく、

と声色を変えて読んでいたら

騎士がわるものを問いただす、こんなくだりが出てきた。

 

 

―おまえの欲しいものは、一体何なんだ?

富か?名声か?

 

 

隣で聞いていた次男の目が、キランと光った。

 

トミカ!ぼくも欲しいよ、トミカ!いっしょだ…。」

 

 

どんなに声色を使い分けても

文脈上からの理解は、自分の知っている単語内に限られてしまう。