5歳の妻、叱り飛ばす
旦那さんは、このほど大事なものを失くした。
銀行のキャッシュカードである。
ほうぼう探しても見つからず、カードの使用停止と再発行の手続きをしようと
判断した時、
旦那さんはどこかに電話をかけていた。
「あ、すみません。不在票が入ってたのですが…」
荷物の再配達の依頼をしていた。
は。
そっちじゃない!
カード紛失の電話の方が先だろう。
なんでクロネコヤマトが、銀行に勝つのか!
緊急度と優先順位の付け方が、どう見てもおかしい。
ご自分の預金口座から、勝手に引き出されているかも知れないのですよ。
即刻、止めなければならないだろう。
妻は、勢い込んで銀行へ電話し
失くしたカードは、親切な方が銀行へ届けて下さって
そこで安全に保管されていることを知った。
…
ほっとした。。。
見ず知らずの他人が示して下さった、ご厚意と親切心に打ち震えた。
と同時に、旦那さんの危機管理能力と無関心さに打ち震えた。
旦那よ。「ぼーっと生きてんじゃねーょ!」
5歳(+α)の妻は、声を大にして叱り飛ばしたい。