強引なノスタルジー
先日自転車に乗っていて、転倒した。我ながら鈍くさい。
補助輪なしの自転車を乗りこなせるようになってから、はや30年以上が経つが
大人になってから
自転車で転んだのは、これで2度目である。やはりニブい。
1回目は、二十歳の頃。バイトの帰り道、近所の下り坂で転んだ。
2回目は、今朝。会社へ向かう途中であった。
段差で後輪が溝に落ち、全体のバランスを崩した。
自転車が横倒しになる。
カゴに載せていた荷物が地面に散らばった。
nと自転車は、地面に這いつくばった。
自転車には荷物以外は乗せていなかったので
一人転倒し、一人でひざ小僧を擦りむく。
その日の晩。
湯船に入ると、久しく感じることのなかったある種のプチ我慢に耐えることとなった。
かすり傷は、お風呂でしみる。
しみるのを我慢しながら子供時代のノスタルジーに浸る、
よく擦り傷やかすり傷を作っては、お風呂で苦戦していたなと…。
くやし紛れに
〝転んでも、ただじゃ起きない〟
を実践中。