にっぽん今話2/3
家に帰った長男次男は、
となりの公園で拾ったコインのことを長女に報告しました。
見つけてきた品は、まず親分に献上する−
まるで盗賊団の手下のようです。
「親分。こんなものが手に入りましたぜ。」
「おおぅ、どーれ。」
とは、言っていない。
長女「なぁに、これ。お金かな?
ちがう。これは…銀貨?でも軽いなあ。
コインにアルファベットが書いてある。。。」
親分…それはガチャガチャのコインの類ではないでしょうかね?
母、手下その三。
長女「もしかして。外国の小銭かも!」
長男次男「外国の小銭かぁ〜。」
3人は、まだ見ぬどこかの外国に思いを馳せるように、
遠い目で
くうを見つめているのでありました。
つ づ く。