neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

11月

第1週

同い年の同僚の最終出勤日であった。

彼女は、nの数週間後に退職した。

 

最終日の朝、連絡をしてみる。

 

「ぜんぜん実感が沸かない…会社ロスが来そう。」

 

彼女は仕事内容や待遇、職場の人間関係など、現職のどこかに

不満があって辞める訳ではない。

 

転職の第一理由はズバリ、”経営者の高齢化”&”後継者不足”

であった。

 

さながら

このまま付き合っていても先が見えないから

 

好きなのに、別れた彼氏彼女という感じでしょうか。。。

 

 

第2週

次の仕事が始まる前に、すかさず

次男の保育園で実施している保育士体験に参加した。

 

自分の子供のいるクラスに入って、保育を参観するというものだ。

 

今までに6〜7回くらい体験しているが毎回、保育士の先生方には

尊敬と感謝の念を抱かずにはいられない。

 

何をおいてもまず

子どもたちが安全な場所で、

安全な状態で、安心して遊べるように常に気を配らねばならず、

一時たりとも気が抜けなかった。

 

 

オフィスにて

 

納期に余裕がない、だの

全文に目を通す時間がない、だの

精神的な圧迫を感じる、だの

 

ちょい漏れ不満を口にしていたn。

 

先生方は、命を削って全力で保育にあたっている。

 

nは、命を削って全力で翻訳にあたっていたか?

 

 

保育の様子を参観したはずなのに、仕事について考えさせられました。

 

 

第3週

nの妹。

このほど大きな病院で精密検査を受けた。

 

検査結果を聞きに行く前々日、

一人じゃ不安…とこぼしていた。

 

 

「付き添おうか?」とn、申し出た。

 

「お姉ちゃんは忙しいでしょう。

それに時間が夕方だから。働く母のコアタイムでしょう?」

 

 

日々の時間的な余裕の無さが、

こういう場面でも露呈した。

 

 

でもわたくし、今は有休消化中ですよ?

次の仕事、まだ始まってないですよ?

 

 

第4週

nの母の誕生日があった。

 

nに子供が産まれてから、母は色々な場面で育児を手伝ってくれている。

 

孫3人とお祝いする誕生会は、

特に特別なことをしなくても嬉しいらしい。

 

お花とケーキ、最後に写真をパチリ。

長女は、カードを作ってあげた。

 

 

喜びの度合いは

プレゼントの値段とは比例しない。