neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

湿式より乾式に

会社を辞めることを
そろそろ皆さんにお知らせしなければならない。


社長さんに退職の意を伝える時よりも、
緊張する。


一番長く一緒に働いてきた同僚は、
nと同い年である。


夏に転職された先輩が
「会社を辞めるの」とランチで打ち明けた時

悲しみをこらえながら、努めて明るく聞いていた
彼女の横顔が忘れられない。


その夜、湯船に浸かりながら
今後、自分はどうするか?の脳内ミーティングを開いたという。


今度はnが、更なる追い討ちをかけるのだと思うと

心が重かった。



「長年勤めた会社だから、思い出も、思い入れもあろうが

お姉ちゃんが居なくても、これからも会社は回るし、かつても回っていたんだよ。

ということで、淡々と進めるのがいい。ウェットより、ドライで。」



と妹がアドバイスをくれた。

彼女は昨秋に転職をしたばかり。
ドライ方式でたんたんと事を片付けていったのだという。



会社に対してはドライになれそうですが、


一緒に働いてきた仲間に対しては、
ドライになれそうにありません。