えこんだ んいんこちゃん2/3
夢から覚めて、冷静に考えてみると
話のあちこちにあり得ない設定が散りばめられていたのですが
現実と一致するところも多々ありました。
検証してみよう。
旦那さんの実家は忠実に再現されていました。
実際でも、床の間には
長女、長男、次男の命名の色紙が飾られています。
和やかに話すお義母さんは、
ご本人そのもので
お義父さんの書いた字も本物で
プイと姿を消す旦那さんの行動様式も
あるあるでした。
えこんださんの苗字が「江混蛸」
と漢字で登場したのも、妙に信憑性がありました。
(でも「蛸」っていうところが、胡散臭い…)
なによりも
エライことを、さらっとさりげなく語る
お義母様の口調に
嘘臭さがひとつもなく
これは嘘だ、まったくの夢である!
と見破れる余地がございませんでした。