neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

5月

第一週

M子リゾートへお邪魔した。

 

M子リゾートとは、旦那さんの実家のことを指し、

M子さんとは、お義母さんその人であります。

 

リゾート付近の公園で、思いっきり遊んだ。

食事の準備や家事全般を気にせず、子供たちとのびのび遊べるのは

M子リゾートならではの贅沢である。

 

そんな贅沢を味わえなかった、旦那さん。

 

 

滞在中に体調を崩したのだった。

 

床づれが心配されるくらい、布団でひたすら横になっていた。

 

 

旦那さんは、風邪でも食欲は落ちない。

M子さんの美味しい手料理を存分に味わえた。

 

これも贅沢。

 

 

 

第二週

我が家の誕生日ラッシュがやって来た。

家族5人のうちの4人が、今月と来月に誕生日を迎える。

 

その前後に

M子さんの誕生日、母の日、結婚記念日、妹の誕生日、父の日、が挟まれる。

 

やたら忙しい。

 

 

お花とケーキが溢れる5月、

 

この時期に限り

”団子より花” をアピールしたいです。

 

 

 

第三週

長女が発熱した。

 

小学校では特に流行していないが、保育園ではアデノウィルスが流行している。

 

長女は時々、次男の保育園のお迎えに

付き添う。

 

年齢の高い子が

抵抗力の弱い、年齢の低い子へ

病気を移してしまうことはよくあるが、

その逆もわずかに存在する。

 

 

アデノの諸症状っぽいものが現れており、もしやと疑いつつ

医者へ行った。

 

「あらら~喉が腫れちゃってますねぇ。」

 

アデノ、来るか?

出席停止か?自分、会社休めるか?残有給数は?登校許可書は??

働く母は、前のめりで先生の診断を待つ。

 

「お薬、出しときましょ。ね。」

 

・・・何とも診断されなかった。 

おとなしく薬を飲んで、家で安静にする他ない。

 

 

かくして 旦那さんの誕生会は、長女の看病で

うやむやになる。

 

「ねぇねが元気になるまで、ケーキはお預けね。」

 「あ~ぁ…。」

長男次男の落胆ぶりは、マリアナ海溝よりも深い。

 

「元気になったら、お誕生会をやろう。その時にプレゼント渡すね。」

「わかった。」

旦那さんの乾いた平たい返事は、モンゴルの大平原のごとし。

 

旦那さんは

看病でプレゼント自体がまだ用意されていないことを

知っている。。。

 

 

 

第四週

長引く発熱のために、長女は今年の運動会に出られなかった。

去年も同じような風邪で、出られなかった。

 

体調不良のタイミングが、ピンポイントである。

 

 

看病していた私は、長女からプレゼントをもらった。

長女が罹っていた風邪を。。。

 

 

プレゼントの輪廻は長男へと続き、お約束の発熱。

 

 

旦那さんの誕生会は、かくして

ずるずると延長されていくのでした。