neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

百人一首3/5

古典文法を学習した中学生でも、百人一首
謎が多かった。


謎1
歌の中に「月」が詠まれていることが多いが
「太陽」は詠まれていない。


考察1
太陽は、昔も今も
眺める対象では無いらしい。


しかも、みなさん夜更かし。
有明の月が見える」ということは、
一晩中起きていたということか…。


謎2
月を眺めつつ、会えない恋人のことを想って詠んだ歌が多い中

「あなたは来なかった…」だの「ひさしく訪ねて来ないですが?」といった、
と恨み節的な湿っぽい?歌が中心で

「あなたと過ごせて楽しかった!また会おうね☆」的な、からっとした明るさに満ちた歌は
見かけない。


考察2
サンサン太陽を歌のモチーフに使わなかったことと、なにか精神上の関係があるのかどうか。


謎3
世の中の儚さ、切なさを嘆いて男女ともに泣いているが、わりと泣き虫だったのか。

着物の袖は、涙でよく濡れるらしい。



考察3
当時、泣くことは愛情表現の常套手段だったのか。



現代人の発想による、10代女子(当時のn)には


平安貴族の精神性は、
はかり知れないことだらけであった。



そして、大人になった今でも
未だよく分かっていない。