ラブレター 甘さの中に辛さを求める2/2
昨日からの続きです。
neillot.hatenablog.com
「初めて書いたんだもの、そんなハイレベルなことを求めても…ねぇ…。」
「ありきたりな言葉では、愛も感謝もボケがちなんだよ。」
nの母は
長年連れ添った相方に、容赦はしないようだ。
「ピリッとパンチが効いてないと、甘さが引き立たないわけよ。分かる?」
なるほど
料理の隠し味みたいですね。
父は
愛情表現が、ものすごく苦手だと思う。
こっぱずかしくて、そんなこと言えない年代だと思う。
おそらくかなり頑張って
父の中では、無理めの言葉を選んで書いたのだと思う。
それを“ピリッとしたパンチがない”として
一刀両断する、nの母…。
母、パンチ ありすぎ。