neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

ゆとりある ていねいな暮らしは・・・

小学3年生の長女と、会社勤めのnは
朝、一緒の時間に家を出る。


家を出る三分前に長女が叫ぶ。
「今日、理科の実験がある!発泡スチロールのトレイ、必要だった!
あと、ストローも!」


子どもにありがちな
出かける直前に〝あす持ってくる物〟を言い出すパターンだ。


忘れると授業に参加できないという、必須の持ち物。


「トレイはあるけど
買い置きのストローなんて、今言われても無いよ。」


なんで昨日のうちに言わないのか、
昨日ならストローを買う時間はあったのに。思い出すだけ、ましなのか。


ぷりぷり怒りながら、解決策を必死に探る。


「最後の手段を思い付いた!
ぐずぐずしてると、最後の手段もダメになる!」

母は長女を急かす。


はやてのように家を飛び出る二人。
競歩と見まちがえる位の速さで、コンビニを目指す。

近道を行くため、通学路は無視。(せんせい、ごめんなさい!)


コンビニの前で長女を待たせ
母は、猛烈な勢いでコンビニに押し入る。

紙パックの飲み物をわしづかみし、光の速さでレジへと向かう。


ただならぬ速さに
他のお客さんは、順番を譲ってくれた。


紙パックの裏面に付いているストローをもぎ取り、
長女の元へ戻る。


「間に合ったぁ!ストロー手に入ったぁ!」
母、必死。



”ゆとりある ていねいな暮らしは、あなたのお子さまの心を 豊かに育みます。”


”せわしない ざつな暮らしは、あなたのお子さまの心を・・・”