neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

1月

第一週
義理実家に帰省した。

旦那さんの仕事始めが4日から。nの仕事始めは5日だ。
それまでは、ゆっくりお邪魔していこう。

ところが

「帰りの道が混む前に帰ろう。」
「仕事始めの前に、いったん会社行く用事があるんだよ。」
「来てる年賀状を見なきゃいけない。」

さまざまな理由を述べて
旦那さんは帰宅を早めようとしていた。


帰り際
お義母さんのM子さんが、すまなそうに詫びてきた。

「ごめんなさいね…私はもっといて欲しいのだけど、お父さんがね…。
思い通りにならないとダメな人で、
自分の流儀を押し通すという頑固な所があって。

なんと言うか、もうね、歳をとると譲れなくなるのかしらね。。。」


孫家族の来訪は
〝来て嬉しい、帰って嬉しい〟を

しかと肝に命じた新年であった。




第二週
長女がインフルエンザにかかった。
高熱が出る。

そんなときは…
そばにいて、お薬や白湯を飲ませたり、
お粥を作ったりして
かいがいしく看病するのが優しき母。


毎日ガッツリ残業していた。


責任もって仕事をやり遂げた!という達成感より
大事な時に家に居なかった…という罪悪感の方が
勝る。


“母不在”という状況が、
この先何年も積み重なっていって、いつか思わぬ形で
何かに現れるのではないか、と恐れている。




第三週
ここ数日、ざぁーっ、シュッ!ざぁーっ、シュッ!という
規則的に繰り返される
聞きなれない音が、あちこちから聞こえてくる。

雪かき用の大ショベルで、
道路に降り積もった雪をかいて、一ヶ所にまとめている音だった。


当たり前だが
豪雪地帯に住む方たちは、毎冬しているんだ…
待ったなしの地道な作業を毎日、毎日。

春まで終わることのない、雪かき作業を…。




第四週
長男のクラスでは、卒業式後の謝恩会で
先生方へ歌をプレゼントする。

各自YouTubeを見て練習はしているが
ぶっつけ本番は、できたら避けたい。

なんたって6歳児、
大人のような反射神経と即興性の高さは期待できまい。


では
どこで合わせ練習をするか。

ピアノのある集会所等で、
なるべくクラス全員が参加できるような日に設定して、
すみやかに会場予約をして、


…ハードルが高すぎる。


児童館はどうだろう?保育園の隣だ。
ホールにピアノがある。

問合せたら、即座に断られた。
「職員用ですので。」


別の園の先輩ママ友に、知恵を借りた。
「私達の時はねー、保育園で練習したよ。」


なるほどね。

早速園長先生の許可をもらい、合わせ練習の予定を設定した。


でも…。
サプライズ感、全くなし。