neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

絆創膏と飴ちゃん

10代のあるとき
高さが無理めのハイヒールを履く機会がありました。
しばらく歩いていたら
案の定、両足とも靴づれをしました。


ヒールを脱いで、赤くなっているアキレス腱を触りつつ
バス停のベンチで休んでいたら、
見知らぬご婦人が近づいてきました。


「これ、良かったらどうぞ。」
絆創膏を二枚、さっと差し出してくれました。


その時、

誰かのために
無償で何かを提供できる、余裕のある大人になりたい、

と強烈に思ったのでした。



そして今。
いい歳の大人になったnは、必ず絆創膏を持ち歩いている。
みなさんのために、そして自分のために。


転んで泣いている子供に貼ってあげると、たちどころに泣き止むことも
多々あります。


それから
飴ちゃんも、持ち歩く。



飴ちゃんは・・・
表向きは、お腹が空いたときのために。

裏向きは、子供同士の争いごとを丸く収めるために。


けんかやぐずりなどが始まりそうな気配が感じられた時に、
すかさず出すと
うやむやになることが、多々あります。


「飴は普段からは与えず、黙らしたい時に使うといいわよ。効果的にね。」

園の先輩ママが教えてくれた、育児の小技です。


余裕な大人のアイテムと、育児の小技を合体させて、
医療と食料だけは、ミニマムに確保されています。