チキン売りの少女1/2
昨夕、長女の習い事があって送り迎えを付き添った。
ママチャリの後部座席から長めにはみ出る?長女を乗せて、
目的地まで母、ひたすら疾駆!
移動スタイルは、保育園時代と何ら変わっていない。
長女は、現在小学三年生。
変わったのは、
長女の体重と母の脚力であろうか。
道路の向こう側から、女の人の声が聞こえた。
調子よく、何かを連呼している。
助けを求める叫び声じゃなさそうだな。。。
道路を渡って確認する。
飲食店の外で
店員さんが、クリスマスのチキンを売っていた。
昨夕は夕方から風が出てきて、寒さが厳しかった。
店頭販売にすると、
売り上げは劇的に伸びるのであろうか。
寒風に耐える彼女の頑張りも空しく
チキンを買うお客さんは、いなかった。
「チキン、チキン、チキンはいかがですか~。
クリスマスに、揚げたてのチキンはいかがですか~。」
売るものが「マッチ」に変われば、マッチ売りの少女…。