neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

お野菜バランス

長男は赤ちゃんの頃から偏食だった。

食への興味関心が薄かった。

お腹は空いているけれど、
得体の知れない食べ物は、あえて口には入れない
というスタンスであった。


こちらが楽しげな食事の雰囲気を作り出す前から、
何が気に食わぬのか

毎夕飯ごとに、泣きわめいていた。


飲むことなく、牛乳をこぼしただけで終了
食べることなく、ふりかけをかけただけで終了


であった。



第一子の長女は
何でも食べて、おまけに食が太かった。

それだけに
二人目の育児にして、離乳食からつまずいた。



現在長男は、6歳。

歳とともに食べられるお野菜が増えた。


保育園での食育プロジェクトのお陰である。


野菜のくずで堆肥を作り、
シャベルやスコップで畑を耕して、

季節のお野菜を植えて、
交代で水やりや草むしりをして、

実がなったら収穫して、
調理の下準備のお手伝いをして、

給食でみんなと一緒に頂く。


「保育園では、頑張って食べていますよ。」
先生は褒めてくださる。


夕飯は、食べるどころか
泣き叫んで終わっていた長男にしてみれば、

たとえ
ピーマンが、ゴーヤーが、ネギが、なすが、里芋が(もっとある…)苦手であっても

格段に成長した。


保育のプロによる食育のお陰で
長男は、得体が知れなくてもお野菜を口にいれることが
できるようになった

らしい。


らしい、というのも

家では相変わらずお野菜には見向きもしない。


保育園での頑張りの、反動である。


家と保育園のお野菜バランスは、とらなくてよろしい。