次男の誕生日へのメッセージ
Kちゃんへ
お誕生日、おめでとう。
まだまだ赤ちゃんだと思っていたら、ついに4歳になったのだね。
最近は三つがセットになっているもの、に強く反応するね。
信号機、三色団子、三色ふりかけ…。
「これがねぇねで、これがにぃに。ぼくはこれ!」
一番大きいのは、お姉ちゃん。
次に大きいのは、お兄ちゃん。
一番小さいのは、ぼく。
という序列?を、心得ている。信号機も、お団子も、ふりかけも、大きさと量は、みんな同じだけどね。
このメンバーでは、いくつになっても“永遠に小さいKちゃん”だね。
三人の誰か一人が欠けてもいけない、
三人みんな一緒に、という連帯感は
二人兄弟ではおそらく実現しなかったでしょう。
Kちゃん一人に手をかけられる時間は、上の子二人に比べて圧倒的に少ないですが
お得なこともあります。
いつだって末っ子は、初めの見積もりが低い分
当たり前のことをしても、常に褒めてもらえます。
「すごいね~そんな難しいことが出来るようになったのかぁ。えらいねぇ!」
全然難しくないことでも、大袈裟に褒めてくれる
周りがいる。
末っ子の役得ですね。
もし育児のステップがあるとすれは、
試行錯誤の大実験は、お姉ちゃん。
前の経験を踏まえた挑戦は、お兄ちゃん。
実験と挑戦を踏まえた応用が、Kちゃん。
となるでしょう。
脱力することをやっと知った親は、Kちゃんの育児に
良いのか悪いのか、何の悩みもありません。
応用力がついたのかも知れないですね。
パパ、ママ、お姉ちゃん、お兄ちゃんからもらった優しさを
他の人にも分け与えて
心優しい男の子に育って欲しいと願っています。
ママより