好みは渋め
行ってみたいところがある、長男が打ち明けてきた。
なにやら深刻そうな顔つきである。
親は、あれこれ先回りして予想をする生き物だ。
遊園地 とか テーマパークかな。
ついにディズニーランドかも知れない。
いったい何処か?と聞く。
「茶畑!」
茶畑・・・?!
「ぼく、茶摘みがしたいんだよ。」
渋い。
渋すぎるぞ、6歳児。
n家族が住んでいる場所は、茶所ではない。
茶摘み、なんていう言葉をいったいどこで仕入れてきたのだろう。
保育園かしら?TVかしら?
いずれにせよ今は、秋が始まりつつある、まだまだ夏の9月。
八十八夜の茶摘みは、初夏の5月。
あと半年以上は待たねばなるまい。
今は熱いその茶摘みへの情熱を、
保ち続けることができるかどうか。。。