neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

マニキュアに時の経過を感じる1/2

子どものプールに付き添うと、否が応でも裸足になる。


「爪の色彩に乏しいな。」


自分自身のことに注意関心が向いた自分に、驚いた。

毎夏プールに連れて行っているのに、自分の足元、ましてや自分の爪なんかに注目したことは、

子供が生まれて以来、久しく無かった。


手のかかっていた末っ子も、最近は一人で出来ることが増えた。
長女長男と同じような日常の基本動作が出来るようになった。


24時間&365日の育児の臨戦態勢が
少しずつ解けてきた。


だんだんと手が離れる、とはこういうことか。



「フットネイル、してみよう…。」



子ども達が寝静まってから、いそいそと準備をする。


一通りのネイルグッズは揃っている。
足の指同士の間隔を広げるセパレーターは、すぐに見つかった。


「さて、マニキュアはどこにあったかな?」


ガサゴソと化粧品の棚を探す。


あった。
ほこりをかぶっている。


蓋が開かないほどマニキュア液は、
カチカチに固まっていた。