郊外パトロールという名の探索
小学校にはさまざまなPTA活動があります。
校外パトロールもその一環です。
今年は、運動靴で臨みました。
水分補給のペットボトルも用意しました。
ハンドタオルも持参しました。
腕章を付け、パトロール棒を持ち、地図を片手に、いざ出発。
地図が読めない、というより、地図を読まない女たちは、
おしゃべりを続けるうちに
いつの間にか学区を超えて、隣の町まで
来ていました。
「あれ?ここ、どこ?」
「隣町ですかね。あ。そういえばこの先に、子供が遊べる
ちょっとした森がありますよ。」
「え、知らなかった。行ってみたい。」
活動は、ゆるい。非常にゆるい。
「こっちの道を行くと、どこに出るんでしょう?」
「ちょっと行ってみましょ。」
地元民も今まで気づかなかった
脇道を見つけました。
近道も発見しました。
私道に入り込み、歩き続けること約50分。
パトロール というより 散策。
散策 というより 探索 でした。