neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

店主さんのこと

近所に

元旦から営業している、洋食屋さんがあります。

この時点で、他の洋食屋さんとは一線を画しています。

 

さらにこのお店の特長は、

 オムライス定食に、冷奴がついてくる。

生姜焼き定食に、酢の物がついてくる。

スタミナハンバーグ定食に、おから和えがついてくる。

 

小鉢のチョイスが、なんとも和風である。

 

 ある一定の年齢層で

にぎわっている店ではなく、老若男女が来店します。

 

お正月に

店主さんとお話する機会があり、驚異の元日営業の謎が解けました。

 

もと板前さんだったそうです。

お正月も働かないと、なまってしまうのだそう。

 

お店オープンの経緯を伺ってみた。

 

「歳くって、大将が(ずっと年上である)自分を使いづらくなったから、

辞めた。それで、自分の店を開いた。」

 

なぜ寿司屋ではなく、オムライス屋にしたのか

その理由も伺ってみる。

 

「ここら辺の人たちが、今度オムライス屋ができる、ってんで

そのままオムライス屋にしたんだ。」

 

寡黙な人から語られる話は、とても興味深い。

 

「髪型が前と違いますね。」

「忙しくて、髪を切りに行ってる暇もないや。」

 「結構なことですね。長髪も、お似合いですよ。」

 

「てやんでぃ!」

 

とはおっしゃっていませんでしたが、

ちゃきちゃきの江戸っ子風なおじいちゃんです。