30年のちの挑戦
長女が倒立の練習を始めました。
コツコツと続けることよりも、
気分が盛り上がった時に
勢いと雰囲気で成し遂げる方が、
得意な彼女。
nも長女の歳の頃、倒立の練習をしました。
寝る前に毎晩。どすん、どすんと。
襖に脚をぶつけ、脚を顔面にぶつけ、顔面を布団にぶつけ…。
あざも作りましたっけ。
上手くいかず、くじける長女に
「よぉし、nが華麗なるお手本を見せてあげよう。」
豪語してから、気付いた。
しまった、大きく出てもうた。
およそ30年ぶりに倒立をやりました。
壁に向かい、脚を勢いよく蹴りあげる―
お?
この感覚。意外とすんなり。
昔、頑張ったことは忘れないものです。
頭も身体も。