育児の副産物?
「それで?自分たちで何かしようと思わなかったの?思考停止だね。」
「上に報告しても変わらないなら、それまでだよ。嫌なら自分が去るしかないね。」
最初の会話は、
洗濯機という便利なものはあるのに、なんで”洗濯物たたみ機”は無いんだろうと
母と話したことがある
というnの発言に対しての、旦那さんの反応。
二番目の会話は、
会社で密かに仕事をしていない人がいる、というnの発言に対しての旦那さんの反応。
この受け答え
文字にすると感じ悪い。
いや、文字にしなくても感じ悪い。
しかしながら
nの頭の上を、かる〜く滑っていった。
nの注意は、
旦那さんの先の、子ども達の上に注がれている。
「暑くなってきたから、すこし窓を開けようか。」
「あっ、危ない!ドアに指挟みそう!」
子どもがいると、旦那さんの不穏な発言にも
いちいち気など留めていられない。
将来、熟年夫婦の関係がほころび始めるとしたら
ここからであろう。
夫婦の会話から
気付かなくてもいい、nの気付きによって…
こじらせていくという…。
nの気をそぞろにさせる子ども達の存在は、
ほんとうに「かすがい」であります。
(普段の旦那さんは、こんなにとんがっていません。とてもマイルドな人物です。)