neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

近所のこと

公園でスカウト1/3

肌寒さも和らぎ 屋外で楽器の練習をするには、いい季節になってきた。 仕事を前倒しして片付けた とある天気の良い日、 いつもの広い公園で楽器を吹いていた。 すると、近い視野に人影が写った。 こちらを見ている? 不審者かな。 春になると現れ出すという…

謎のバイオリニスト3/3

また別の日の、広い公園で。 演奏会で吹く曲、モーツァルトの交響曲第40番を練習していました。 パートのソロがあるので、何回も吹いていました。 例によって 指が転ぶので、しつこく練習していました。 すると 遠くの方から、聞き覚えのあるメロディーが流…

謎のバイオリニスト2/3

nが楽器を練習する時間帯と ほぼ同じ時間帯で、バイオリンを練習している方がいます。 バイオリンについて詳しくは知りませんが この前は物凄い速さで 「チャルダッシュ」を演奏されていました。 このように 広い公園内の遠く離れた場所で演奏していても、…

謎のバイオリニスト1/3

仕事を後回しにできて 天気のいい日は、とある広い公園で楽器の練習をしている。 「狭い所で楽器を吹いていると、音が縮こまる傾向にあります。 外の広い空間で練習することも必要です。」と かつての先生が仰っていたからだ。 そのとある広い公園では、 今…

黙らせる演奏…?!

楽団のミニコンサートに出ることになったので 時々、近所のカラオケボックスで 楽器の練習をしています。 近所に音大があるせいかフルートやバイオリンなどの楽器を練習している方や 声楽の練習している方と カラオケボックスでよく遭遇します。 スケール、…

ポメちゃん再び

「最近ポメちゃんに会わない日が続いていたの。」とnの母。 …ポメちゃんって誰ですか? 「空中を駆けて散歩するワンちゃんだよ。近所でよく会う。」 …ああ、飼い主さんの腕の長さとリードの長さが合っていない、っていう。。。 会う、って挨拶する仲なの? …

バレンタインデー、長女の衝撃と母の衝撃

長女には、憧れのお兄さんがいる。お隣に住んでいる、お兄さんである。 この前 マンションの入り口で、憧れのお兄さんのママにお会いした。 「バイトじゃない日は、デートに出かけてる。最近、彼女ができたのよ。」 とお兄さんのママ。 「わーん、ブロークン…

くうを散歩する犬

nの母。 近所で、気になる人がいるのだそう。 詳細には その人が飼っているペットの、散歩のさせ方 が気になるらしい。 「ポメラニアンみたいな小型犬なんだけど、 洋服を着ていて胴体辺りからハーネスが出ているの。 飼い主の人は、ポメちゃんを地面から持…

アンケートに全力で答える患者2/2

処方箋をもらいに、先日 近所の小児科へn単身で行く機会があった。 いつ行っても混んでいる小児科だが、その日はなぜか空いていた。 診察室にて。 先生は 今回の来院とは別件になりますが、と前置きをされてから 昨冬よりここ一帯で 予防接種に関する親の意…

アンケートに全力で答える患者1/2

次男の通う保育園のお友達は、 去年のうちにインフルエンザの予防接種を着実に済ませていた。 「子どもの健康を管理するのは親の役目です。 我が子が高熱にうなされている姿を見るのは辛いので、接種しました。」 子どもを持つ親の王道回答です。 「登園禁止…

深夜の腹痛とクラクション2/2

程なくして 外から複数の人の声が聞こえてきた。 おそらく管理人さんもいるだろう。 時刻は、深夜の3時である。 「(音は)この車からだ…」 会話の断片が聞こえてくる。 たとえ窓を締め切っていても 真夜中では耳を澄まさずとも外の会話が思いのほか聞こえる…

深夜の腹痛とクラクション1/2

その夜は、 お腹が痛くて目が覚めた。 冷えたか。トイレに立つ。 帰ってきて布団に入る。 まだ痛い。 こういう時は体を丸くすると、 痛みを感じにくくなる。 もこもこ布団にくるまろう。 上から見たら さながらクロワッサンのようである。 クロワッサンの姿…

山車のスピードで歩んでいこう

週末、子供たちと一緒に 地元の秋祭りに参加した。 町内の祭りではない。隣町のお祭りである。 (nの住まいは、いくつかの町の境目にあります。) 今年で 参加し続けて7、8年になる。 山車を引いて、知った近所を練り歩くわけですが 静かな佇まいが目を引く…

さびない人2/2

子供たちの様子をちらちら見ながら、 土木漫画を読み始める。 第一巻が読み終わった。「さて、どんな方が描いて(書いて)いるのだろう?」作者のお名前は、とってもリリカル。「お若い女性かな?」 あとがきに作者のことが載っていた。 社会人になった息子さ…

さびない人1/2

近所に 長男と次男お気に入りのキッズスペースがある。電車や車、建機などのおもちゃと絵本が 所狭しと並んでいる。男児には夢のような空間である。 そこは大人向けの展示物もある。 読み物もある。展示の内容は鉄道、建機、土木関連などで ラインナップはか…

チキン売りの少女2/2

「マッチ売りの少女」では、少女の命は マッチの如く、はかなく燃え尽きてしまう。 クリスマスの夜だったか、大晦日の夜だったか・・・。 私たちの”チキン売りの少女”は、大丈夫であろうか。 習い事の長女を送り届けた帰り道、再びお店の前を通る。 自転車で…

チキン売りの少女1/2

昨夕、長女の習い事があって送り迎えを付き添った。ママチャリの後部座席から長めにはみ出る?長女を乗せて、 目的地まで母、ひたすら疾駆!移動スタイルは、保育園時代と何ら変わっていない。 長女は、現在小学三年生。 変わったのは、 長女の体重と母の脚…

お裾分けの範囲

近所の公園で、子供たちを遊ばせていたら 公園のベンチで憩っていたおばあちゃんから、 貝殻のキーホルダーをもらった。 「頂いていいんですか?」 「(うなづく)。しじみ貝が家に沢山あったからね~。」 「手作りなんですか!」 「(うなづく)。 まず貝を…

時差、三週間 3/3

お茶目で愉快なマスターのいる居酒屋は、他の飲食店と同様 夕方からの営業である。 昼間。 店先の暖簾と赤ちょうちんは、店の中へしまわれている。 阪神タイガースの旗も、細かい白砂が入った琉球ガラスの瓶も、店内だ。 外からのぞくと、店内はひっそりと薄…

時差、三週間 2/3

旦那さんはその晩、 お茶目なマスターのいる居酒屋さんに 十数年ぶりにふらっと立ち寄った。 久しぶりすぎてもマスターはちゃんと、いちお客さん を覚えていてくれたという。 飲んでいても、プロフェッショナルである。 飲みながら、マスターには珍しく 淡々…

時差、三週間 1/3

近所に沖縄の地酒、泡盛を出す居酒屋があった。 まだnがお酒を飲めて、 自由な時間がたくさんあった時代に旦那さんと 数回ほど行ったことがある。 その店のマスターは、 沖縄の三味線、さんしんがとても上手かった。 初めてその店に行った日 n夫婦が結婚式を…

謎のお屋敷3/3

先日、久しぶりに謎のお屋敷の前を通る機会があった。 この秋から始めた長女の習い事の付き添いで、である。 「そろそろこの辺りに来ると、見えてくるんだったよな。」 しかしお屋敷は、 いつまでたっても見えてこなかった。 純和風の邸宅は、跡形もなく消え…

謎のお屋敷2/3

昨日からの続きです。 遠巻きに眺めるだけでは、謎はいっこうに解明しない。ある日の妊婦健診帰りに 謎のお屋敷に接近してみることにした。 正面玄関の前に立つ。表札は無かった。郵便受けも無かった。住人の車やバイク、自転車などの乗り物も いっさい見当…

謎のお屋敷1/3

近所に謎のお屋敷がある。 周辺の家々とは明らかに違う雰囲気で佇み、 そこだけが異空間であった。 「なんだろう、あの家は?」 前を通るたびに、興味をそそられた。 次男の産休中のことである。そのお屋敷は、妊婦健診を受けに行く道の途中にあった。 茅葺…

ティーンネージャーに告ぐ

夏である。 家の窓を開けっぱなしにする機会が増える。 集合住宅では、夏になるとご近所さんの声が聞こえやすくなる。 休日の午後。 廊下に近い部屋で洋服の整理をしていたn。 バタン!と乱暴に閉まるドアの音を聞いた。 うちか? 違う、上の階からだ。 「…

それを待てない

てやんでぃ!のご店主は、 さらに興味深いことをおっしゃっていた。 「待てないんだ、年寄りは。」 「いつまで客を待たすんだ!って怒り始める。 こっちは注文を受けてから、オムライスを一つずつ作るから、すぐになんか出来ない。」 逆だと思っていた。 怒…

店主さんのこと

近所に 元旦から営業している、洋食屋さんがあります。 この時点で、他の洋食屋さんとは一線を画しています。 さらにこのお店の特長は、 オムライス定食に、冷奴がついてくる。 生姜焼き定食に、酢の物がついてくる。 スタミナハンバーグ定食に、おから和え…