neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

オフィス

言葉遣いに気を付けねばと思わされた、長女の宿題

nは「皆さんでお召し上がりください」の意である会社に届いた差し入れのお菓子をnはその場で食べず、家に持ち帰っています。 長女の国語の宿題である。 〝今日習った、副詞の呼応 を一つ以上使って 100字以内で作文をしなさい。〟 長女、しばらく考えていた…

罪なオトコの乙女さん2/2

送別会で退職する乙女さん(男性)から、我々に向けてひとことスピーチがあった。乙女さんと、はんなりさんと、nは、とある業務で一緒に 仕事をしていた。 いつなんどきでも真面目な仕事ぶりで、信頼できる人だったなぁ…。様々なことが思い出された。 涙目…

罪なオトコの乙女さん1/2

みんなが頼りにしていた同僚が、このほど退職した。 男性ですが、アイテムの好みがわりと乙女系なので、nは心の中で 「乙女さん」と呼んでいる。最終日には 退職祝いの品、砂時計と苔玉、それからとみんなからの寄せ書きを プレゼントした。 幹事は、隣の席…

ドミノ倒しは続く2/2

ベテランの大先輩から「明日、ランチ一緒にいきませんか~?」と、お誘いをもらった。 nの退職のお知らせを受けて お話を聞きたい、という。 聞きたい、というより 伝えたい何かがあるのでは?という勘が働く。 もしや、ベテランの大先輩までも…? その日の…

ドミノ倒しは続く1/2

退職のお知らせを皆さんに出した日 nと同い年の同僚は、会社を休んでいた。 夏に先輩の退職を知り、 明るく相づちを打ちながらも悲しみに打ちひしがれた顔で聞いていた、 彼女である。 nの退職のお知らせメールを読んだ後 と思われるタイミングで背後から声…

ドミノ倒しのよう3/3

次の退職者が控えているならば、 nは 速やかにここを去らなければなるまい。 転職先が決まったその方も いち早く新しい会社で働きたいだろう。 零細企業で 一度に二人が辞めたら、けっこう困る。業務に差し障りも出よう。 秘密持ち?の寡黙な紳士・乙女さん…

ドミノ倒しのよう2/3

「昨日のメッセの続きですが、nさんにお伝えしたいこともあるので どこかの昼休みに、時間とれますか?」 朝イチで乙女さんからメッセが飛んできた。重要な何かを、nに伝えたいらしい。 早速その日の昼休み― 皆さんにどのタイミングで 退職のお知らせをした…

ドミノ倒しのよう1/3

退職のお知らせを、皆さんにお知らせする時が 近づいてきた。 一先ずは もうすぐ辞める、乙女な同僚(男性)に打ち明けてみる。 nが帰る間際に(nは時短勤務しています)、こっそりと メッセンジャーを送ってみた。 n「乙女さん(仮称)…。実は私、転職するこ…

湿式より乾式に

会社を辞めることを そろそろ皆さんにお知らせしなければならない。 社長さんに退職の意を伝える時よりも、 緊張する。 一番長く一緒に働いてきた同僚は、 nと同い年である。 夏に転職された先輩が 「会社を辞めるの」とランチで打ち明けた時悲しみをこらえ…

やっぱり乙女なチョイスの同僚2/2

同僚「苔玉は、世話が難しいでしょうかね。」n「霧吹きがあればいいかと思います。」 同僚「…やっぱりサボテンにします。でも前に枯らしてしまった記憶が…。」n「○○さんはサボテン前科1犯なんですね(笑)。」同僚「実は、サボ前科2犯だったりします…。」 n…

やっぱり乙女なチョイスの同僚1/2

プレゼントの砂時計に添える花束について 幹事二人は、また悩んでいた。 「花束って豪華だけど、○○さんのご自宅に はたして花瓶とかってあるのかな?」「そもそも男性って、花を貰って嬉しいのかな?」 喜ばれる贈り物をしたい幹事は、 サプライズ感が減じる…

乙女なチョイスの同僚3/3

プレゼントの砂時計が、決まった。 ご希望通りの品を選べたと思う。 60分計測タイプである。 幹事二人は、退職祝いのお品が決まったことを 皆さんに報告した。 「○○さん(辞める同僚)、砂時計が欲しかったのかぁ。」「砂時計で、何をするのかな?」「三分の砂…

乙女なチョイスの同僚2/3

幹事役の仲間に 辞める同僚の希望する品を伝えると 「砂時計? なんか乙女…意外だなぁ。」 nと全く同じ感想が返ってきた。 幹事二人は、ネットで砂時計を探す。 (仕事中) 「砂時計職人って、現在、日本に三人しかいないんだね。」「ひょうたん型のを作る職人…

乙女なチョイスの同僚1/3

先輩に続き 頼りにしていた同僚も、会社を辞めることになった。 前回の送別会の時は 幹事としての仕事が中途半端に終わってしまったので 今回はリベンジを図りたい。 ということで。 n、幹事役を買って出た。相変わらず懲りない。 早速同僚に尋ねる。「退職…

辛口の評論家に早変わり

先日ご退職された先輩から、 連絡が来た。 新しい職場での様子や、業務のこと、 懐かしいnとの昼休みの散歩の事などが 書かれてあった。忙しそうではあるけれど やりがいある仕事を任され、順調な滑り出しのようだった。 nは先輩に 会社を辞めることを報告…

社長さんへの相談事2/2

無理もない。 勤務年数の長い社員が、立て続けに辞めていくのである。 夏に、一番長く勤めた先輩が辞め、 秋に、社長の片腕的な存在だった社員が辞め、 冬に、nも辞める予定である。 すべて半年以内に収まる出来事であった。 冷静沈着な経営者でも、 こと小…

社長さんへの相談事1/2

このほど 折り入って社長さんに相談したことがあった。 nの話を聞くと、 社長さんはションボリしてしまった。 三年という規定の期間を過ぎてもなお 時短勤務が許され、子どもがらみの休暇も問題なく取れ、今夏から基本給も上がったというのに、 まさかnが転…

事実と違いますが…?

弊社に新しく入社する方が決まった。一名は女性で、もう一名は、男性。 男性の方には 面接時に前情報として、弊社の男女比をお話しした。 「男性社員が現在、一人しかいないのですが 大丈夫ですか?」 その方は最終的には 弊社に入社をお決めになった。 とい…

お先に失礼!

先輩が会社を辞めた翌日、 別の同僚が皆に重大なメールを出していた。 nは先輩の送別会に 長男の看病で出られなかった。二日休んだため、 送別会翌日の重大なお知らせも、知らなかった。 「二日間休んじゃったから、今日から巻き返しをはかろう!」と意気込…

28度で可能かどうか

会社へ着いたら、すみやかに水分補給する。毎朝、ウォーターサーバーの前は賑やかだ。 「ふぅ。 朝晩涼しくなったとはいえ、汗はかくよね。」「今朝は電車が遅れて、走ったわ。服、汗でびちょびちょやで。」「私も。いま最高に汗くさいですよ。」「我が額を…

7本も所持する怪しい女。

先日会社から持ち帰った トイレの消臭スプレーですがneillot.hatenablog.com よくよく考えたら、我が家でも必要なかった。子供たちがふざけて 別の所を噴霧する危険性もある。顔の前とか、目とか・・・。家で使うのは、やめよう。 消臭剤は、不特定多数の人…

7本ぜんぶお持ち帰りした女。

会社で、トイレの消臭剤が大量に余っていた。 新しいトイレにリニューアルされてから「噴霧式の消臭剤は壁が汚れるので、今後は使わないでください」と ビルのオーナーさんからご要望があったらしい。 スーパーソームは、困っていた。 同僚とnが、ソームの…

公平にジャンケンで

先輩がご退社されので 新たに内勤の社員を採ることになった。 「採用係、誰が担当する?」みんな顔を見合わせて、うーん、、、 唸っている。 「…やりましょうか?」 時短で皆様に迷惑をかけているn、思いきって申し出る。「nさんは、在宅者の採用をやってい…

ホームドクターとは3/3

同僚は 先日nが受診した病院に、好印象を抱いたようだ。実際に行った身近な人から感想を聞くのが 一番である。その感想は、時として個人的な好みに基づいて 偏りがあるけれど。。。 同僚の住む地元の病院は、冴えているとは言い難いらしい。 患者にお年寄り…

ホームドクターとは2/3

会社付近の内科を受診した翌日、 皆さんに報告した。「とうとう病院へ行って来ました~。昨日から処方された薬を飲んでます。これでnの騒音も少しずつ解消されるかと思います…。」 「行けて良かったね。」「処方薬を飲めば、いくぶん楽になりますね。」 咳…

ホームドクターとは1/3

nの鼻をかむ不快な騒音が、耐えられない期間に及んできた。「nさん、鼻水ズルズルが長いですね。」 「会社の鼻炎薬、効かなかったかな?」 「病院に行く暇なんて(働くママは)ないですかね・・・。」 皆さん心配を装いつつ、 内心は「はよう医者へゆけ!」…

先輩のご決断2/2

nに退職の告白をした翌々日 先輩は 近しい同僚2名を誘い、ランチに行った。nも付いていく。 お食事の中盤、先輩は切り出した。 「実はさ…みんなに話したいことがあるんだ…。 私…この会社を辞めることになったの。」 同僚2名は、ショックを受けて固まって…

先輩のご決断1/2

先輩との昼休みに散歩をする日の朝は、 忘れず予定を確認し合う。 「今日の昼、お散歩いけそう?」 「はい、待ち構えていましたよ。」「じゃ、いつもの時間に出発ね。」続けて先輩は 意味深なことを予告してきた。「実はnちゃんに話したいことがあるんだ…。…

期待するところ、ズレてます

派遣会社の営業の方が見えている時に 我が社の一人が、接室のドアを開けて 強引に社長と総務を呼び出す、というハプニングがありましたが 営業の方は、ひるまなかったようだ。 訪問の後 適正な人材を選定し、顔合わせの面接日を設定され、 私たちの希望に合…

おじいさま、大丈夫ですか?3/3

そのお客様とは―派遣会社の営業の方でした。弊社からコンタクトを取って、その日初めて 営業に来られていたお客様でした。 この不手際は、いったい。。。 一連の出来事を見ていた別の同僚が労ってくれた。同僚「お年寄りは労らなければと思いますが、大変で…