neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

のし袋と昔話1/5

ある日の朝

いつものようにのそのそと起き出したnは

テーブルの上に、のし袋を見つけた。

 

 

「ん?」

 

御礼と書いてある。

裏にはお名前と住所が書いてあった。

 

住所は、旦那さんの会社そばの住所であった。

お名前は、nの知らない方であった。

 

中身を確認する。新札が一枚入っていた。

 

お礼でこの金額は…高額です。

訓練系アスレチック3/3

もうすぐ半分、という箇所で気づいた。

もうすぐお腹が空いてくる時刻だけれど、

全てのチェックポイントに挑んでいたら夕方になりそうだ、と。

 

 

私たちは、引き返すことにした。

子どもたちは不満たらたらだったけれど

時間感覚のない方たちの意見は、すみやかに却下です。

 

 

引き返す(下りる)にも、時間と筋力を要した。

膝がカクカクした。

まさに下山する、という表現がふさわしかった。

 

 

翌日。

旦那さんは、右お尻の裏の筋が痛くなった。

痛さでソファーにうずくまっている。

 

立って動くと少し痛みが和らぐことを発見し、

おかげで食事中は
途中でウロウロと食卓周りを歩いていた。

 

夜。

横になると、痛みを感じやすくなるらしく
寝ている時も、途中で起きては部屋内をふらふらと歩き回っていた。

(真夜中に、断続的に足音が聞こえてとても恐ろしかったです…

最初、泥棒かと思いまして…)

 


筋の痛みが
アスレチックの付き添いによる筋肉痛、と分かるまで

旦那さんは数日を要した。

 

「この痛さは、筋肉痛じゃない。」と言い張る旦那さんでしたが、

nは「筋肉痛以外の何ものでもない。」と思っていました。

 

 

体力に自信がある人は

注意書きの看板は、目に入らない。

訓練系アスレチック2/3

nはチェックポイント3で、早くも息切れがした。

 

「ここですでに苦戦してるのに、チェックポイントは40。

この先、どんな関門が立ちはだかっているのだろう…。」

 

 

子どもも出来るように設計されている様子だが、

足が次の棒に届かない、手がロープに届かない、というアスレチックもあった。

 

遊びに来ている人たちを見ると

高校生らしき地元の仲良しグループや、サークル仲間の学生さんも、

家連れと同じくらいいた。

 

ターゲット層は、ここなのか。

 

子どもたちは嬉々として、アスレチックに挑んでいる。

nは、出来そうなものだけに挑んだ。

 

旦那さんは、みんなの荷物を持って後から付いてくる。

 

付き添うにも、急峻な山を登らなければならなかった。

入り口の看板は、決して大げさな脅しではない。

 

体力がないと、付き添いすら難しいのであった。

訓練系アスレチック1/3

この前の週末は、家族でアスレチックに挑戦した。

山の中にあるアスレチックである。

 

入り口には、注意を喚起する看板が掛かっていた。

 

「本パークのアスレチックは、本格的です。

体力や健康に自信のない方は、無理せずに勇気をもっておやめください。」

 

”子供だましの固定遊具と思ってかかると、痛い目に遭いますよ”

と暗に警告している。

 

nは怯んだ。

しょぼしょぼと筋トレをしているとはいえ、

しょせん固定された動きの反復運動である。

 

山のぼり系のアスレチックは、体の筋肉を総合的に

いろいろな方向に恣意的に動かす。

 

翌日の筋肉痛が、すさまじいことになりそうだ。

 

看板の忠告に従い、 

出来そうなものだけに絞り、控えめに挑戦することにした。

壁の穴、ほんとうに塞がる

子どもたちが寝室の壁に穴を開けてから

数年が経った。

 

neillot.hatenablog.com

 

昨冬、個人的に

働き方改革を成し遂げたおかげで(単に転職しただけです)

ようやく穴を塞ぐ作業に着手できる時間が持てるようになった。

 

まずは陥没した穴を観察する。

どうも素人では塞げそうにない。

 

大家さんに相談してみた。

 

「穴、とうとうあいちゃいましたかねー。」

穴があくことを予想していたかのような反応が返ってきた。

 

「うちにも穴、ありましたよ。

男の子のいる家なら壁やドアに穴は、あいちゃいますよ。

はっはっはっは。元気でよろしい。」

 

と豪快に締めくくり、すぐさま職人さんを呼んで下さり

一週間後には、穴は塞がっていた。

 

ビリビリに破けた壁紙も、ついでに新しく張り替えてくれた。

 

まことに迅速な対応であった。

 

穴を数年間も放置し続けたnの鈍すぎる対応の遅さを

反省したい。

爆笑しているということは…

仕事中、旦那さんからLINEが入った。

「さっき面白いことがあったよ!帰ったら話すね。」

 

とても忙しかったnは、いつものように余裕がない。

仕事中に与太話の前振りなんて、やめていただきたい!という意味を込めて

既読スルーした。いや、読んでない。

 

一瞥スルー 。

 

ついでに鼻息も付け加えた。フッ!(見ている人、いない)

 

 

旦那さんの帰宅後。

その日は外で、男性のお客さんと待ち合わせをしていたそう。

お客さんは、ご自身の車を運転してやってきた。

 

先に気づいた旦那さんが手を振ると

男性のお客さんは、全然気づいていなかった。

 

車道横の道で犬を散歩させながら歩いている

ホットパンツの女性に、

熱い視線を注いでいたらしい。

 

運転しているので前を見なければならないが、

横のホットパンツの女性も、見ておかねばならない。

 

「目の玉がカメレオンみたいになってて、本当に面白かったんだよ~!!

あっはっはっはっは…!

 目がね、ほんとうに忙しそうでさ。はっはっはっは…!おかしかったな~。」

 

旦那さんは、思い出しては

また笑っている。

 

「手を振っている俺の方が近くにいたのに、全く視界に入ってないの。」

 

 

 

「ホットパンツの女性の方が、ずっと興味あるでしょうよ。」とn。

 

声が平たい。

 

 

女性と男性では、面白がる視点が違うようです。

5月

第一週

長女と長男の開校記念日が、連休の初日にくっついていた。

11連休である。

 

子どもつながりの学校の知り合い達からは、

「長すぎますよね~。」とため息交じりの嘆きを聞いた。

 

普段家にいない人が居ることによって、

増える家事もある。

 

人手が増える分、

減る家事もあっていい気もしますが

 

それは理想論?

 

 

 

第二週

連休が明けた翌々日、小学校で引き取り訓練があった。

仕事が溜まっているこのタイミングで

 

去年までは祖父母に頼んで、行ってもらっていた。

今年は長男も2年目だし、姉弟二人で帰宅できるので

誰も手配しなかった。

 

お友達が家族の人に次々と引き取られていく中で、

自分の親だけが来ない

 

心細かったようだ。

 

予め来ないことは知っていたにせよ

親が迎えに来ず、自分だけが最後まで取り残された状況に

(大げさに言えば)見捨てられた、と感じたようだ。

 

 「来なかった人、クラスでぼく一人だけだった。」

「私のクラスで親が来なかった人は、四人しかいなかったよ。」

 

もう大きくなったから大丈夫ね、という

大人による大人認定は、厳に慎むべきだとおもった。

 

 

 

第三週

小学校のPTA総会があった。

先週からの仕事が、さらに溜まっているこのタイミングで…。

 

委員を担当しているので、参加した。

 

よく分からないまま開会し、よく分からないままに閉会した。

ちなみにnは副議長。おまけに議事の司会役でもあった。

 

議事の原稿は、直前に手渡された。

これをただ読めば、いいらしい・・・。

 

全貌を理解していなくても、務まるものだと理解。

 

 

  

第四週

上司から電話が入った。

「今から送る図面をillustratorに起こしてほしいんだけど、できるかな。」

 

「はい。」

 

ざっくりとした指示を聞く。

作業に入る前に確認したい、というか

確認すべきことが思い浮かんだ。数点質問すると、

 

「あ、やっぱりいいわ。大丈夫になりました。別の人にやってもらいます。」

 

「?」

 

自分の質問に、指示を無視するような意図を滲ませてしまったのかも知れない。

 

「別のソフトで作成した方が、ご指示された図面をより正確に表現できるのでは…?」

 

 

一番の問題は、nの実力不足であろう。

 人(上司)を責めず、まずは己の実力不足を知れ。

 

 

実力もないのに素直さに欠ける人は、

使いづらい。

 

さらに。

 

実力があっても、素直さに欠ける人は、

伸びしろに限界がみえる。

 

今までのサラリーマン生活から導き出した、個人的な見解です。

 

その見解に基づくと、

 

nは使いづらく、将来的な限界も見える