neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

無常を感じる現代っ子

長女「この冬休みは、

毎日ママと一緒にお昼ご飯も食べられて嬉しかった。

 

私、こんな生活がずっと前からしたかったんだ。」

 

nもです。

長女が小学生に上がってからの四年間ずっと憧れていた、

 

春休み、夏休み、冬休みに自分も家にいて

お昼ご飯を一緒に食べる、という些細なことに。

 

 

「でも一つ不安なことがある…。

 

ママがお家にいることでツケがまわって、

そのうちに会社に泊まって仕事をしなければならない、なんてなるんじゃないかと…。」

 

 

因果応報。諸行無常

 

華やいだ幸せは、長くは続かず

夢のようにやがてはかなく消えてしまう-

 

 

現代っ子長女の、この仏教的無常観は

いったいどこから来たんでしょうか。

仕事始め

通常業務が再開した。

 

長女と長男は学校へ、次男は保育園へ。

nは仕事へ。

 

昨年の仕事始めは

昨年にやり残した掃除を片付けることもなく

お正月の余韻に浸る暇もなく

 

帰省した翌日から慌ただしい日常に巻き込まれていった。

 

しかし今年は緩やかなスタートである。

 

 

昨年nは転職した。

 

これで良かったのか、と思い悩むこともあったけれども

常に追い立てられる圧迫感がないことは

精神衛生上、とてもよろしい。

 

 

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

12月

第一週

子どもたちに聞いてみた。

 

「ママの仕事が変わってから、何か変わったことはあったかな?」

 

自分では

子ども達をせき立てる回数が減った、と思っていた。

不必要な小言が減った、と思っていた。

 

「うーん。特には。

朝ごはんと晩ごはんのメニューが豪華になった?」

 

母親の気分や言動について

子ども達は、あまり気にしていないことが明らかに!

 

 

第二週

次男が手足口病にかかった。

 

長女も、乳児の頃にかかった。

その際は、お尻と背中とふくらはぎの裏を中心にして

ポチポチが出来た。

 

手足口以外の部位にもできる、という事実が衝撃的で

鮮烈にnの頭に刻み込まれた。

 

今回の次男の場合は

手と足と口にポチポチが確認できた。

 

典型的な部位に病状が現れているのに、病名が結びつかなかった。

 

小児科にて

「先生、これは何でしょうか?」と真顔で尋ねるn。

 

「はい、これは手足口病ですね。」

 

 

嗚呼、そうでした!

 

 

第三週

クリスマスが待ちきれないという風情の長男次男。

カレンダーを確認しては、クリスマスまであと何日かな?とカウントダウンしている。

 

アドベントカレンダーとは、こういう人たちのために存在するのだ。

 

母よ、どうして用意しなかったのか。

今更買っても間に合わないぞよ。

 

 

仕方ない…来年だ。

 一年後となると、夢は壮大化する。

 

手作りのアドベントカレンダーを作ろう!

 

はい、その勢いと情熱、

来年まで持続しますかどうか。

 

 

第四週

長女が週末、プールへ行きたいと言う。

 

スイミング教室の月末テストで、

クイックターン(水中で回転するターン)をしなければならないらしい。

 

回転は出来るようになったけれど、

ターンが曲がったり、鼻がツーンと痛かったり、と不安要素があるみたいだ。

 

長男と次男を祖母に預け、長女と温水プールへ行くことにした。

 

 

ところで。先日、nは鈍くも自転車で転んだ。

両膝には赤、青、紫、黄色のあざが、カラフルに散らばっている。

 

派手なあざが恥ずかしい…

擦り傷が、プールの塩素でとにかくしみそう…

 

躊躇してしまう理由をことごとく「どうでもいい」で切り捨てた結果-

 

長女は小一時間の練習で

クイックターンが出来るようになった。

 

 

監視員の方に、

ファッションタトゥーではないか?と疑わしげな目で、膝を凝視されましたが。

 

今年もどうもありがとうございました。

皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さい。

植物にすり替わったヘンゼル

次男は近頃

文字に興味を持ってきたようである。

 

身の回りにあふれるひらがなを

拾い読みしては、nに確認している。

 

 

た・ら・こ?(ふりかけを見て)

あ・つ・く?(お風呂の追い炊き機能ボタンを見て)

 

き・け・ん?(清掃中の立て看板を見て)

ポ・イ・ン・ト?(スーパー特売日ののぼりを見て)

 

 

ヘチマとグレーテル?

 

 

…保育園からもらった人形劇のお知らせを、冷蔵庫に貼っていました。

強引なノスタルジー

先日自転車に乗っていて、転倒した。我ながら鈍くさい

 

補助輪なしの自転車を乗りこなせるようになってから、はや30年以上が経つが

 

大人になってから

自転車で転んだのは、これで2度目である。やはりニブい。

 

1回目は、二十歳の頃。バイトの帰り道、近所の下り坂で転んだ。

 

2回目は、今朝。会社へ向かう途中であった。

 

段差で後輪が溝に落ち、全体のバランスを崩した。

自転車が横倒しになる。

 

カゴに載せていた荷物が地面に散らばった。

nと自転車は、地面に這いつくばった。

 

自転車には荷物以外は乗せていなかったので

一人転倒し、一人でひざ小僧を擦りむく。

 

 

その日の晩。

湯船に入ると、久しく感じることのなかったある種のプチ我慢に耐えることとなった。

 

 

かすり傷は、お風呂でしみる。

 

 

しみるのを我慢しながら子供時代のノスタルジーに浸る、

よく擦り傷やかすり傷を作っては、お風呂で苦戦していたなと…。

 

 

くやし紛れに

〝転んでも、ただじゃ起きない〟

を実践中。

クリスマスのお願い事

数週間前に旦那さんが子どもたちに言った。

 

「クリスマスにサンタさんから欲しいものを手紙に書いて、それぞれ見せてね。」

 

長男、次男は

早速欲しいおもちゃを書いていた。

 

長女(ただ今10歳)は

欲しいものが、物品ではない。

 

書いた手紙を見てみると…

 

 

欲しいおもちゃは、特にありません。

 わたしが欲しいのは-

 

・ママとの二人だけの時間(ゆっくり過ごしたい)。

 

・パパが設計したお家に早く住みたい。

 

・パパとママがずっと仲良しでありますように。

 

 

形のないものを所望していた。

 

 

 

長女に注ぐ愛情、足りてないんだ…。

 

私たち夫婦の将来の関係までを案じてくれている…。

 

 

親は、娘からどう見られているのか?

親は、はたして娘の期待に応えているのか?

 

そんな意図は全くありませんでしたが、

 

サンタさんへの手紙に

親としての気づきが沢山ありました。

タカラトミー商品開発部 ご担当者さま 御中

リカちゃんのママ、織江さん(33)。
 
かつてリカちゃんで遊んでいたnも、今や三児の母。
リカちゃんよりも、ママの織江さんの方に興味をそそられる。
 
働く母親の立場から、機会があれば彼女に是非インタビューを試みたい。
 
 
 
「6児の母、ファッションデザイナー、フランス人音楽家の妻、
日本全国の子ども達の憧れのママさん…と、さまざまな顔を持つ織江さんですが、
 
どのようにバランスをとって、日々やりくりされていらっしゃいますか。」
 
 
「双子をご出産された3年後に、三つ子をご出産されましたが
四人目以降に臨む決め手は、ずばり何だったのでしょう?」
 
「11歳のリカちゃん、4歳の双子ちゃん、1歳の三つ子ちゃんの計6人のお子さんをお持ちですが、
 お宅を拝見したところ、ハウスがとてもきれいですね。
 
どうしたら片付いた状態が保てるのか、そのコツを教えてください。」
 
「またハウスのみならず、ご自身も大変おきれいでいらっしゃいます。
最初、娘のリカちゃんと見間違えてしまいました。
 
ご自身のことに割く時間は、どのようにして捻出していらっしゃるのでしょう?」
 
 
 
タカラトミーの商品開発部のご担当者さま、
子どもたちの夢を壊さないご回答を、どうかお願いいたします(笑)
 
 
昔リカちゃんに憧れていた元少女は、ものすごく知りたいです!