neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

笑いある出し物になるよう、全力で2/3

学校でのお笑いについて、こんなエピソードを
思い出した。


nが小学生の頃
昨日のテレビでやっていたネタを、翌日の教室で再演しちゃう
ひょうきんな男の子が、クラスに数名いた。

雨の日の休み時間を盛り上げていたっけな。


ある時、ひょうきん男子のお笑い披露を見て楽しんでいたら

「やめなさい、そんなこと!お笑いだなんて!」

と、担任の先生から注意されたことがあった。


先生によると、お笑い番組
 ”教育上よろしくない、敵” であった。

このような強ーい信念と、深ーいお考えがおありの先生に
その場にいた私たちは、全員でお説教されたのでした…。


そんな訳で、長女から
出し物は、お笑いをやる と聞いて

時代は変わったなぁとしみじみ思った。


さらに聞くと、
お笑いの案は先生が提案して、台本も先生が書いたのだという。


「知らない子もいるから、電子黒板でみんなで見たんだよ。
先生が、本家を知らないといけないって。」


学校で
お笑い番組を見て、ネタの練習に励む―


時代じゃなくて、たんなる先生の好み?

笑いある出し物になるよう、全力で1/3

3月は卒業シーズンだ。

長女とのおしゃべりにて。

「6年生は、いよいよ卒業かぁ。学校でさよなら会みたいなの、ある?」
「あるよ。6年生を送る会 があるよ。」

「どういう会?」
「それぞれの学年で出し物をするよ。私たち3年生はね、お笑いに決まったよ。」

「え?お笑い?」
「そう。サンシャイン池崎と、ブルゾンちえみと、スーパー3助アンゴラ村長だよ。」


しんみりと涙を誘う会、というより
笑って卒業してもらえるようにとの願いを込めて、長女の学年は「お笑い」に決まったそうな。


そういえば6年生を送る会、nが小学生の時にもあった。


出し物の選択肢に、
「お笑い」は、まずありえなかった。


歌とか合奏とか詩の暗唱
ちょっと目先の変わったところでは、群読
などであった。


わりと地味めで、あくまで真面目路線であった。

監査の後で…教えてください人事さま

先週、企業様が監査に見えました。

なんでも最近、海外支社で
機密情報が漏れた事件が二回ほどあったそうで、その対応策の一環だそうです。


とはいえ
和やかにお話をされて、穏やかに帰られていきました。

漏えいの隙は、一部でも見逃さぬ!といった
「ただじゃおかないぞ」的な圧迫感は微塵も感じませんでした。


もしかしたら零細企業へは、監査
という名の
たんなる挨拶回り だったのかも知れません。


今回の監査で、対応に一番奔走したのは事務方だったと思います。


こんなことをこぼしていました。


事務「私、思うんですが。書類をしまったり、顧客情報を毎回隠したりと、こんなこと日常的にできますかね?
業務に大きく差し障りが出るよ。」
n「そうだね…いつも使う書類を、鍵をかけた戸棚にその都度しまうなんて、あまり現実的じゃないね。」


事務「どんなに厳重に鍵をかけても、盗む奴は盗んでいくわけで…海外旅行のトランクみたいに。」

n「顧客情報をどんなに厳重に管理しても、盗む奴は盗んでいく、というわけか…。」


事務「それが何としてでも欲しい情報だったら、なおさらのこと。奴らは必ずや盗み出しますよ。」
n「どうしたらいいものかね…。産業スパイ対策でも練ってみる?」

事務「大企業ならばね…。というかスパイの方から、わが社なんて相手にしないでしょう。」


n「ですよね。ちっぽけ企業だもの。」

事務「上場しているわけでもないし。」



子どもは、自己肯定感が高まるように育てよ、

言いますが

社員には、どうやったら自社肯定感が育つのでしょうか…。



教えてください、人事さま。

監査がやってくる2/2

「私が覚えている限り、監査なんて今回が初めてだよ。」

一番長く勤めている先輩が教えてくれた。

 

同僚「マイナーな私たちの会社にも、監査が来るんですね。」

先輩「マイナーな中小企業だからこそ、来るのかもよ。」

n「情報管理がずさんなんじゃないか?と思われている訳ですね。」

 

同僚「御社はずさんですので、生体認証システムを導入し

入退室から厳しく管理してください!なんてなったらどうしよ。」

先輩「まず予算的に無理だね。」

 

 

勢いで、片付けついでに

昨年末にできなかった大掃除も

この際やっちゃいました。

 

 

さっぱりと片付いたオフィスに変身しました。

非常にすがすがしい。

 

 

さてさて肝心の監査の方ですが

社内の視察はされずに帰っていかれました。

 

満を持して臨んだ私たち社員は

肩透かしを食らった気分になりました。

 

 

まぁ、社内がきれいになったから良いか…。

監査がやってくる1/2

このたび顧客の企業様が

わが社へ監査にいらっしゃることになりました。

 

抜き打ち監査の場合もあると聞きますが、アポありのようです。

 

 

事務の同僚曰く

「じっくり社内を見られることはないと思うので、あまり気になさらず。」

 

と言いながら

監査の周知があった直後から、せっせとものをしまっています。

 

共有スペースに置いてある資料を

見えない所に、

案件の束を鍵付きロッカーに、

といった具合に

 

社内の〝見えない化〟を着々と進めていました。

 

「机の上やパーティションの壁面などに

顧客情報と分かる資料は置かないようにお願いします。

 

とはいえ、みなさん

入社以来遵守されていると思いますので、特に問題ないですね。」

と事務の同僚。

 

 

みんないっせいに片付け始めました。

2月

第一週
長男が最大に恐れている、節分会が今年も保育園で行われた。

直前まで「ぼく、インフルエンザになったら休める?」

と最後の望みを、病欠 にかけていたが
ざんねん、その日も元気いっぱいだった。


去年よりも数倍パワーアップしたおには、
園内を縦横無尽に暴れまわり、園児たちを恐怖に陥れた?という。


「おにが去っていった後、よほど我慢していたのでしょうね、ぽろっと涙が出ていましたよ。」と先生。


豆まき会の様子は、壁新聞で知ることができます。


新聞の写真には、
怖ーい顔のおにが、先生を連れ去っていく姿が。

なぜか先生、毎年笑った顔で写っています。


そこら辺の細かい所については
園児、毎年見破れないもよう。



第二週
形骸化していたわが社のバレンタインデーに、数年前
男らしい?風穴を空けた、私たち女性社員。
neillot.hatenablog.com


今年もつつがなく過ぎ去る予定であった。

ところでこの時期
お歳暮は食べ尽くされ、会社のお茶うけは、ない。

何を思ったかn、皆さまへチョコレートを差し入れることに決めた。


ちょっと個人プレーに走りすぎじゃないか?



第三週
その朝、チョコをお菓子コーナーにそっと置いた。メモを貼る。
「みなさんでどうぞ。」


さっそく見つけた、女性社員。
「これ、何だろう?」
「この箱は、チョコです!」
「今日バレンタインデーだ。すっかり忘れてたー。」

「この字は、nちゃん?」
「気が利くねぇ。」「さっそく頂くよ!」「ごほうび的な感じ!」

「やっぱり仕事の合間のチョコは格別ね。」
「合間じゃないよ。仕事、まだ始まってないし。」


バレンタインは…女性のためにある…。



第四週
わが社の社長さんは、だじゃれ向上委員会の会長さんです。

忙しく残業している時に限って、だじゃれ活動に励んできます。

つまり
だじゃれを繰り出してきては、社員を混乱させます。
悪気はないと思うのですが仕事の手は止まるわけで…。

この間は、nの向かいに座る同僚が
被害?にあったよう。

n「あの後も遅くまで残ってたの?」
同僚「うん。でもあまり進まなかったわ。社長さんがだじゃれを繰り出してきよった。」

n「出ました~。」
同僚「スポーツ映像?を見るよう勧めてきたからに。」
n「知らんがな。」

同僚「そんなんに付き合うてる暇ないちゅうねん!」
n「何もできひんやん。」

同僚「ほんま勘弁して~。」
n「そやな~進まんわな~」


同僚は感情がこもってくると、関西弁に切り替わります。

そして相手にもばっちり移るわけです。


n、かなり怪しげです…。

えんずいの生徒さん6/6

M君と別れた後

母はスポーツジムに向かって、また自転車をこぎ出した。

 

こぎこぎしているうちに、進めなくなった。

 

前が見えないのである。

  

「高校受験したんだ。そして無事に卒業したんだ。仕事に就いて真面目に働いている。

家族を養い、おまけに父親になって…。

 

えんずいのM君が、あんなに立派な青年になって…。」

 

M君と話している時とは違った感情が沸き起こった。 

 

ジムに着くが早いか

トイレに駆け込み、一人泣いたという。

 

誰もいないことをいいことに、声をあげて泣いたという。

 

 

「あれからM君は、人一倍努力したんだなと思うとね…。ほんとうに立派だよ。」

 

 

母はまるで昨日の出来事のように、涙ぐみながらnに話してくれたのでした。

塾講師という母の、職業人生のハイライトだったと。

 

  

現在nは長男の小学校入学を前に

仕事をどうするか?という悩みが最高潮に達している。

 

母がしてくれたこの話の真意は、分からない・・・。