neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

旦那さんのひみつ1/2

「もうすぐ車が来るから、楽しみにしてて。」


はっ、車って何のことだろうか?

おもちゃの?


次男の誕生日プレゼントでも前もって買ったのだろうか。



違う。本物の車だった。


旦那さんは一人、水面下で車購入のプランを立てていた。


思い返せば、ここ最近の行動が怪しかった。


週末は、長女を連れて「車乗りに行こう!」と巧みに誘い出し、試乗に行っていた。

購入することも、めぼしい車も、しっかり決めていたらしい。


長女は車酔いをするので
いやな匂いを感じない車を選びたかったのだと言う。



あの、nも車酔いするんですけど・・・?

初期認識を間違うと…

子どもの言い間違えは、微笑ましい。

言葉を覚えて始めて使えるようになる、2〜3、4歳頃が
面白い珍発言の宝庫です。



我が家にも
完全なる言い間違えをしている方が一名。


「もくずスープ、美味しかった。また作って。」

…も、藻くず…海の藻くずか。消え入りそうな味のスープだわい。


「私食べ物の中で、もくずが一番好きかも知れない。」

…藻くずは、食べ物カテゴリーじゃないです。


「もくずスープって、給食には出ないのかな。今まで献立に見たことないよ。」

…藻くずじゃなくて、もずくです。これで訂正、三回目。



我が家の長女は、現在9歳。
もはや微笑ましい、とかいう次元じゃありません。


貴殿は今すぐ人の話をちゃんと聞いて、
速やかに「もくず」を「もずく」に訂正されたし。



最初に間違って覚えてしまうと、なかなか修正できないものなのでしょうか。

ぬいぐるみ病院と母の妄想3/3

「三股は止めた方がいいよ。」

じゃなかった、

ぬいぐるみさんは、一つに絞った方がいいよ。」と諭した。


「無くさなくて済むしね。」と畳み掛ける。


「三つ持っていって、三つとも無くしたら悲しいよね。代表で一つを大事に持っていったら?
一つだけなら、ちゃんと守れると思うよ。」


無くすことを前提とした口ぶりである。


実際長男は、ひよこの指人形を一度無くしている。


「無くさないように一つだけ」は、絶大な効果があったようだ。


迷いに迷って
指人形のひよちゃんに決めた。



でも
指人形じゃ、小さすぎるんじゃないか。。。
どうやって、模擬診察するのか。



びわき上がる、母の妄想。十年後。


息子の選んだ彼女、ひよりちゃん(仮名)に

「小さすぎる」と、難癖をつけている

口うるさい母親…。

ぬいぐるみ病院と母の妄想2/3

長男は園に持っていくぬいぐるみを
一つに絞れたか?


いいえ。

結局3つ持っていくことに決めた。
どれか一つを持っていくと
他のみんながかわいそうだから、

とのことらしい。


園から配られたプリントの、プロジェクト概要
には
「ぬいぐるみは一つまで」とは書かれていない。


3つ持っていっても、問題はない?

不意に無くす、という問題も孕んでいますが。



またまた十年後の長男—

一人に絞れないから、3人の女の子と付き合うことにする。


3人いたら、問題は大アリです。

不意にこじれた時、いろいろ大切にしていたものを一気に無くす

という恐ろしい問題を孕んでいます。

ぬいぐるみ病院と母の妄想1/3

長男が迷っている。
今世紀最大の悩み、といった表情である。


保育園に持っていくぬいぐるみの選定
に迷っているのだ。


園で行われる、ぬいぐるみプロジェクトで
家からマイお気に入りぬいぐるみを持ってくることになった。



「ひよちゃん(ひよこの指人形)は、一番かわいいし、

みどさん(みどりがめのぬいぐるみ)は、一番のお友だちだし、

ぺんちゃん(お手玉のペンギン)は、赤ちゃんの頃から好きだし、う~ん選べないな…。」


それぞれに、持っていく尤もな理由があるようだ。




「ひよちゃん(ひよりちゃん・仮名)は、一番かわいいし、

みどさん(みどりさん・仮名)は、一番のお友だちだし、

ぺんちゃん(ぺんちゃん・あだ名)は、昔からの幼な馴染みだし。」




十年後
デートに誘う女の子に迷っている長男の図。

ぬいぐるみ病院

息子たちの通う保育園は
「ぬいぐるみ病院」というプロジェクトに参加している。

このプロジェクト、
綻びたぬいぐるみを直してくれる、おもちゃの修理ではない。


小児科での診察がズムーズになるように、ぬいぐるみを使って

病院とは、どんなところか
先生は、どんなことをする人なのか
お薬には、どんなはたらきがあるのか
どうして飲まなければならないのか

といったことを、医学部の学生さんたちが子供たちに分りやすく
解説してくれるプロジェクトです。


プラス学生さん達が
子どもとはどのような生態の生き物なのか、を生で体験する
という裏企画もあるようです。


「保育園にぬいぐるみを持って行ってはいけない」と普段nから言われていて
玄関にぬいぐるみを置いて、毎朝お別れをしている長男だ。

園からの”好きなぬいぐるみを持って来るように”というおふれに
飛び上がって喜んだ。


プロジェクトの目的とはだいぶ離れた所で、この企画を非常に楽しみにしている
長男です。

工作ちがい

化粧品。

子供にとっては、いじりたい格好のアイテムです。

 

口紅に歯型

―食べ物じゃない。

 

コンパクトパウダーに爪あと

ー剥がれるもんじゃないよ。

 

アイライナーが、ペン立てに

―鉛筆と同じ仲間 じゃないんです。

 

コンシーラーの蓋が行方不明

―ブロックの兵隊の、帽子になっている。コラボですね。

 

かつては、おとり用の化粧品を用意していました。

無料の試供品や、使わなくなったコスメです。

 

このおとり作戦も、功を奏したことはありませんでした。

子どもは「ママの使っている」化粧品が、いじりたいのであります。

 

かくして使用中の化粧品は、

壊されるか、

無くされるか、

見つかっても取り返せない状態となります。

 

ちなみに。

子どもの破壊工作、抹殺工作、隠ぺい妨害工作は、

 

大人のそれと同じように、ごくごく秘密裡に行われます。