neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

お手紙のしくじり2

今回は、子ども達の知らない柄の便せんに書いた。

入れ知恵を授ける長女のいない、保育園の通園バックに入れた。

 

よし、これで抜かりなし。

 

 

「あっ。なんだろこれ?」

 

長男は

お迎えに行った夕方、手紙を見つけた。

 

拾い読みで

差出人が分かったようだ。

「ひよこさんより、って書いてあるの?」

 

そうだよ。

 

「ねえねに読んでもらおうっと!」

 

 

あれ、nじゃない…。

 

思惑通りにいかぬ。

 

それが子育て。

ひよこさんからのお手紙2

Rくんへ


ピヨです。
この間のぼくのお手紙、読んでくれたかな?

お姉ちゃんと「Rくんのママが書いたんじゃないか?」って言ってたね。


違うよ、
ぼくのママが書いたんだよ、もともとはね。

ぼくはまだ字が書けない。
だからぼくのしゃべったことを、ママが手紙にしてくれたんだ。

ママがその手紙をニワト王(前にも書いたけど、ぼくたちの国の王さまね)に渡して
ニワト王が、Rくんのパパに渡して、
Rくんのパパが、Rくんのママに渡して、

こうしてRくんのところに届いたんだよ。


ところが、Rくんのパパは
うっかりお手紙にチョコアイスをこぼしちゃった。

ところどころ汚れて読めなくなっちゃったから、Rくんのママが書き直してくれたらしい。


もう、夜中にアイスなんかこっそり食べるから、こうなっちゃうんだよね!
しかも、ママの分のアイスだったのにね!

5個入りアイスなら
ひとり1こずつなのに、2こも食べちゃうなんていけないよね!!


ハロウィンのかぼちゃプリン も
温州みかん早生Sサイズ5こ も夜のうちにパパのおなかへと消えている。


お空にいるぼくが「食べちゃいけないよ。」ってちゅういしたかったけど
ぼくも寝てたから、ちゅういできなかった。


つぎこそぼくが、Rくんたちの大事なおやつを見張ってやる。


ただ、どうやって見張ろうか・・・ぼくも寝ている夜中だからなぁ。


いま、考え中だよ。


思いついたら、またRくんにお手紙を出すね。



ひよこさんより

母の暴走

長女の入れ知恵によって、あっさりと書いた犯人がバレてしまいました。

 

neillot.hatenablog.com 

が、そんことでは諦めないn。

 

母は、しつこい&めげないのであります。

 

前回の失敗を教訓に

今度は、長男の保育園バックにこっそり忍ばせた。

 

便せんも、会社のそば文房具屋さんで新たに購入。

家にある便箋で書くから、怪しまれ見破られたのだ。

 

ケチるな、n。

 

 

懲りずに

ひよこさんの代筆、第二弾を書いた。

 

ファンタジックな長男でも

もはや信じてはくれないと分かっていても、書いてしまう。

 

いったいぜんたい誰のためなのか、目的が不明になりつつある…。

お手紙のしくじり

ひよこさんからの手紙は、
長男より長女が先に見つけた。

「読みたい!読みたい!開けちゃダメ?」

通信の秘密だから、ダメです。

「ねぇねぇRくん~!お手紙が届いてるよ~!」


まとまった文章を、まだ読めない長男に読んで聞かせるということで
宛先人より先に長女が封を切った。


字の読める人と読めない人。未就学児と就学児。
この差は、圧倒的だ。


「そうかぁ。。。ひよこさんは、今お空にいるのかぁ~。
クリスマスに、ひよこさんが来るんだね、ぼくの家に!」と長男。


しめしめ…
作戦通りうまくいったわい。


「ん?ちょっと待って!これ、ママが書いたんじゃない?ママの字だよ。
この封筒だって家にあるやつと同じだし!ママでしょう?ママだよね??」


しまった…
字体と封筒でバレたか。

相変わらず詰めが甘い。

長女の冷静な分析と、ずんずん迫りくる質問を
横て聞いた長男、
彼のファンタジーは一気に瓦解した。



長女は小学三年生。
子供だましの空想も、そろそろ見破れるお年頃だった。



園児と小学生、この差も圧倒的なのであった。

ひよこさんからのお手紙

先週の続きです。

neillot.hatenablog.com

 

 

Rくんへ

 

ピヨです。元気に過ごしているかな?

 

突然お別れになってしまった時から

「ひよこさん、地面に落ちてるのかな。雨にぬれてるんじゃないかな。独りでブルブルふるえてるんじゃないかな。」

 

ってぼくのことを心配してくれるよね。

 

どうもありがとう。


大丈夫だよ。ぼくはこの通り、元気いっぱい。

地面に落ちてもないし、雨にぬれてもないし、ブルブルふるえてもない。

おまけにパパとママとも一緒だよ。

 

Rくんは「ピヨピヨちゃんには、パパやママはいないの?」

と聞いてたね。

いるさ。ゆび人形のくにに、いるよ。

 

そうなんだ、ぼくはゆび人形のくにに帰ってきた。

 

ゆび人形のくには、お空の高い高いところにある。

聞いたことないかも知れないから、教えてあげるね。

 

まず、おさかな雲を超えて、その次にいるか雲を超えて

そのまた次にくじら雲を超えると、モコモコのもみの木雲が見えてくる。

そのもみの木雲を右に曲がったところが、「ゆび人形のくに」だよ。

 

Rくんのポケットからぽろっと落ちた時が、ぼくのしゅぎょうの終わりだったんだ。

 

何のしゅぎょうかって?

立派なひよこの指人形になるためのしゅぎょうだよ。

 

ぼくのくにでは、指人形さんたちはみんなしゅぎょうに出る。

にんげんの子ども達が住むお家に行って、一緒に暮らすんだよ。

しゅぎょうでは、楽しく遊んでもらえるか、かわいがってもらえるか、がテストされるんだ。

 

しゅぎょうは、大事なおもちゃとして

にんげんの子どもににんていされたら合格なんだ。

 

Rくんのポケットに入って一緒にお外に行った日、ぼくは合格した。

そしてゆび人形のくにへ帰った。だからRくんのせいじゃないよ。

 

 

6年前、ニワト王は(ニワト王は、ゆび人形のくにの王様だよ)

 

「そなたの行くお家が決まった。Rくんという0歳の男の子がいるお家である。

3歳のお姉ちゃんもいるぞ。その子たちと仲良くなってきなさい。」って言った。

 

ぼくはワクワクした。

 

赤ちゃんだったRくんは

ぼくを一目見て、気に入ってくれたね。

年長さんになっても、それは変わらなかった。

 

保育園で、ぬいぐるみ病院がひらかれた時、

たくさんのぬいぐるみの中からぼくを選んでくれたのは、嬉しかったなぁ。

ぼくは指人形で小さいから、ダメだと思ってたの。

Rくんと一緒に保育園に行けて、夢のようだったな。

 

 

Rくん、嬉しいニュースがあるよ。

 

 

 ぼくには弟がいる。

その弟が、こんどRくんのお家に行くことが決まったんだよ!

 

もっと寒くなってからだ、とニワト王が言ってた。

12月、サンタクロースさんに連れられてやってくるだろう、って。

だからRくん、楽しみにしてて!

 

ぼくと似てるかな?似てないかな?

ぼくの弟も、かわいがってあげてね。

 

 

ぼくはここ、高いお空からRくんを

いつも見守っているよ。 

 

 

ひよこさんより 

報告と提案と代筆と

長男は
無くしたひよこさんを、しばしば思い出す。
決まって寝る前であった。

「ひよこさん、今頃どうしてるかな…?」
「ぼくがポケットに入れなければ、無くさなかったんだ…。」

夜になると反省する。



そんな状況を旦那さんに報告した。

「長男はいつからそんなヤワな男子になってしまったんだ?」


ぬいぐるみを愛でる=ヤワ男子

という議論は、この際脇へ置いといて

自分の不注意で無くしたことを反省している点
新しいひよこさんを、そのうちに与えてもいいのではないか?

と提案してみた。


ぬいぐるみ男子になって欲しくない、と望んでいる旦那さんではありますが
ひよこさんを愛で慈しんでいた長男を目の当たりにしていたので

賛成してくれた。


たんに買い与えては、面白くない。



nは長男に長い手紙を書いた。


ひよこさんの代筆であった。

失せ物3

ひよこさんを無くしたことは、その日の夜に
旦那さんに話した。
夫婦で共有すべき、最重要案件であった。


事の顛末を伝え、最後に念押しした。

「明日、朝イチで”ひよこさん、無くしちゃったんだって?”
なんて無神経に聞かないでね。」


「分かった。」
と答えながら、旦那さんはスマホをいじっていた。


「ひよこさんは、どこで買っんだっけ?」

「もらい物なのよ、牧場のお土産。6年前くらいだよ。」

「指人形だっけ?」

「うん。ぬいぐるみじゃない。指にはめられるように、筒状になってる。」


長男の最大の心の危機を、ただ今妻は報告しているのだ。

夫よ、スマホをいじっている場合ではない。


「あったよ!ひよこさんに似てるやつが!!」


旦那さんは、無くしたひよこさんに代わる指人形を
検索していたのであった。



素早い事後対応は、仕事上では評価されますが
育児においては、どうであろうか。



新しいものをすぐに買い与えることは、たやすい。