neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

チャレンジ!千年前の随筆にカブせる

春は昼下がり。

 

木陰に寝転んで

まぶたの裏に差す、明るい光を感じる。

鼻の奥にむずむずと感じる、萌える土草の匂いを感じ

耳にせわしない飛び回る虫たちの羽音を感じる。

 

時間を気にしなくてよい。

日は長く、夕方はまだ遠い。

 

少しずつ延びていく午後に

心が弾む。

 

そんな瞬間は、春の昼下がり。

 

 

夏は早朝。

 

とりわけ日の昇る前が、気持ちよい。

 

人けはない。

 

一日の活動を、誰よりも早く始めたという

妙な優越感と

 

こんな蒸し暑い夏にも

ひんやりした時間があるのだと知る、密かな喜び。

 

 

夏は、例えるなら「動」。

「動」の中に「静」のいっときが存在する。

 

夏は、

お日様よりも早起きしよう。

 

 

秋は夕暮れ。

 

高い空に

涼やかな乾いた風が吹き抜けてゆく。

顔に心地よい。

 

一匹のトンボが止まっている枝の先を眺めるのも

何匹かの虫がどこかで鳴いている声に耳を傾けるのも

いかにも。

 

傾く夕日の影が日に日に低く短くなっていく様は、

うだるような暑さから徐々に解放されていく、の意。

 

何をどうしたら良いのか分からない猛暑の後に

やっと巡ってきた秋の夕暮れは、うらうれしい。

 

 

冬は夜。

 

空を見上げて天気を調べる。

太陽は見えないのに「今晩は晴れ。」

 

快晴な冬の夜空ほど、爽やかなものはない。

 

空には無音の世界が広がる。

ちぎれそうな耳に、金属音が響く。

 

 

 

平安時代の才女による斬新な美意識は

千年後、凡庸な誰かさんの過剰な自意識にカブせられる。

深夜のAKB練習

夕方、次男の保育園へお迎えに行くと

隣のクラスで、ピアノに合わせて

歌を練習していた。

 

卒園式で歌うのだろうか…。

 

 

でもよく聴く卒園ソングとは、ちょと違った。

歌の全体が園児っぽくない。

 

歌詞もメロディーラインも美しい曲が気になって

帰宅後、次男に聞いてみた。

 

 

「さっき年長さんが歌っていた歌、Kちゃんも歌える?」

 

 

次男は、知っていた。


サビの箇所で、なぜか二重音声になった。

 ひそかに長男も知っていた。

 

「全部は知らないけど、保育園でなんか聴いたことあるよ。」

 

二人とも

隣のクラスが歌っている時に

何となく耳にしていて、一部を知っていたのだった。

 


その歌詞の一部を拾って、ネットで検索すると

AKBの曲であることが分かった。

 

 

早速、その曲の楽譜を買った。

 

 

子供たちが寝た後、連日

AKBの曲をこっそりピアノ練習している母…。

アンケートに全力で答える患者2/2

処方箋をもらいに、先日

近所の小児科へn単身で行く機会があった。

 

いつ行っても混んでいる小児科だが、その日はなぜか空いていた。

 

診察室にて。

 

先生は

今回の来院とは別件になりますが、と前置きをされてから

 

昨冬よりここ一帯で

予防接種に関する親の意識調査を各病院で実施している、とご説明された。

 

更に聞くと

未接種の親の意識調査、らしかった。

nは、正にそのターゲットであった。

 

 

先生は医師という立場から

もちろん予防接種を推奨されている。

 

「インフルエンザの予防接種を受けない主な理由は何でしょうか?」

 

「理由ですか、ええと…。」

 

口ごもった。

口ごもりながら瞬時に考えをまとめる。まともな回答をしなければ…

 

「別に非難している訳ではありませんが、どうして予防接種を受けないのでしょうか?」

 

先生は、ずいと畳み掛けてきた。

 

 

考えをまとめなければ…

 

「まず…インフルエンザの重篤化に無知であること、

それから

毎日の十分な睡眠と栄養、適度な運動による規則正しい生活で

 

インフルエンザを寄せ付けないくらい免疫力を高められるんじゃないか?

という根拠のない自信、

 

この二点でしょうか…。」

 

 

「ウッホッホッホッホッ!」

 

先生、椅子の背もたれにのけ反って笑っておられました。

 

 

本人は

至って真剣に答えたつもりですが?

アンケートに全力で答える患者1/2

次男の通う保育園のお友達は、

去年のうちにインフルエンザの予防接種を着実に済ませていた。

 

「子どもの健康を管理するのは親の役目です。

我が子が高熱にうなされている姿を見るのは辛いので、接種しました。」

 

子どもを持つ親の王道回答です。

 

「登園禁止になってしまうと、看病で会社を一週間休むのはいろいろ辛いので、先手を打って接種しました。」

 

こちらは、サラリーマンの本音の王道回答であろう。

 

 

理由はともあれ

小さな子供を持つ親にとって

予防接種は、忘れてはならない冬の行事である。

新年会のめあてとは

nの母方の親戚一同は、お店を予約して

毎年新年会を開いている。

 

この乾燥した季節に子ども三人を

人混みの中へ連れ出し、

 

一杯が850円のオレンジジュースを

一口も飲むことなく全部こぼし(四年前、長女)

 

グラスを前歯で噛んで割り(三年前、長男)

 

食事が終わると暴れ出す(三年前〜現在、長男次男)

 

を一人で監督することになるので

 

集いにはどうしても消極的になってしまうnですが

辛うじて毎年参加しています。

 

 

そんな複雑な母の心境を察しつつ、

長女が核心をついた。

 

「ばぁば達の新年会ってさ、何か目的があるの?

会ってお食事する以外に、めあて、みたいなものはあるの?」

 


…同じ質問を

幹事である我が妹にぶつけてみたい。

不規則に元気な友人2/2

そんな友人が

ラインでnを見つけてくれて、年明けに連絡をくれた。

 

「こっちは元気だよ。不規則だけど。」

 

不規則な元気ってなんなの?

 

と笑うと、

笑う場面では無かった返事が返ってきた。

 

「nはお子さん、3人だっけ?

 

うちも子供欲しかったけど、難しかったようだよ。

わたしの不規則が原因なのかなと…。」

 

 

友人は、店長であった。

 

不規則な生活になるのも仕方ないよ、と環境のせいにして返事した。

 

 nの知る限り、不健康で不摂生な生活は送っていなかったと思うけど。。。

 

「(n家は)賑やかだね。

家族が増えるって喜ばしいことだよ。

我が家には、喜びはやって来そうにないよ。」

 

 

子供がいようが、いまいが

ご夫婦お二人が幸せであることが

一番の喜びじゃないか?

 

 そんなnの問いかけも、彼には虚しく響く。

 

 

友人は、結婚する前から

ご両親より

お店を継いでくれる後継を切望されているのであった。

不規則に元気な友人1/2

久しく連絡を取っていなかった人から

年賀状をもらったり、メールが来たり、と

年明けは友情が復活する機会がままある。

 

 

その友人とは

社会人になってから趣味を通じて知り合った。

 

毎週一回、同じ机に座って

先生の授業を受ける仲間であった。

 

カフェで、レストランで、駅のベンチで、

いわゆるパブリックな場所で

(たぶん)大きな声で趣味の話に花を咲かせていたと思う。

 

そんな友人は、数年前にご結婚された。

 

結婚祝いを送ると、

お返しに保育園で使うループ付きのタオルをくれた。

 

相手への気遣いができる優しい人だった。